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科目名人文学演習IIB
担当者香山 はるの
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次4年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目本や映像を通して学ぶイギリスの文化ー「女性」の問題を中心にー
授業の達成目標様々な本や映像を通してイギリスの社会、文化(特に「女性」に関わる問題)について理解を深める。各受講生が興味を持った作品を鑑賞し、内容について理解を深め、その成果を自分の言葉で表現できるようになる。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。
今年度の授業内容本や映画に描かれるイギリスにおける「女性」の問題について、疑問に思った点、関心を持った点について調べて発表し、また、他の受講生とのディスカッションを通して理解を深める。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について授業で取り上げるテーマや、本、映像について下調べをしておく。その際、疑問に思ったことを整理しておく。授業後は、学習した内容をノート等にまとめ、理解を深めること。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項新聞などでイギリスに関する記事を探し、内容をメモするなど、日頃から情報収集に努めること。
第1回イントロダクション
第2回『高慢と偏見』(1) 19世紀イギリスの中流階級の女性
第3回『高慢と偏見』(2) 女性と結婚の問題
第4回『ブリジット・ジョーンズの日記』(1) 現代イギリスの女性
第5回『ブリジット・ジョーンズの日記』(2)女性と結婚の問題
第6回ディスカッションー『高慢と偏見』と『ブリジット・ジョーンズの日記』の比較
第7回『ジェーン・エア』(1) ガヴァネスの問題
第8回『ジェーン・エア』(2) 「家庭の天使」について
第9回『ジェーン・エア』(3) 結婚、自己実現の問題
第10回イギリスにおける女子の教育について
第11回ディスカッションー女性の自立について
第12回「未来を花束にして」(1) 20世紀初頭における労働者階級の女性の問題
第13回「未来を花束にして」(2) 女性の参政権運動について
第14回ディスカッションー女性たちの闘いについて
授業の運営方法DVDの視聴やテキストの講読を行い、内容について意見交換や、調査、発表を行う。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法受講生の発表や課題の内容について、補足・講評を行う。レポートの書き方についても随時指導する。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない。
小論文・レポート 0% 実施しない。
授業参加 0% 実施しない。
その他 100% 授業での発表・ディスカッションや提出された課題の内容を総合的に評価する。
テキスト 新井潤美『不機嫌なメアリー・ポピンズーイギリス小説と映画から読む「階級」』平凡社新書、2005年。760円(税別)。ISBN4-582-85273-4
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】