科目名 | 人文学演習IIA |
担当者 | 矢島 新 |
開講期 | 2024年度春学期 |
科目区分 | 週間授業 |
履修開始年次 | 4年 |
単位数 | 1単位 |
授業の方法 | 演習 |
授業題目 | テーマで考える日本美術2 |
授業の達成目標 | 演習1で学んだ時代やジャンルの特性を縦糸とするならば、演習2では、様々なモチーフの変遷や、制作スタイルや技法の分析などの多様なテーマを横糸として織り込んでいく。履修者は自らテーマを設定する能力を身につけ、そのテーマに沿って調査を進め考察する力を身につけること。最終的には卒論を完成させることが大きな課題となるが、各自が見出したテーマを織り込むことで、内容に深みをもたせたい。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。 |
今年度の授業内容 | 前半は桜や梅等の樹木、虎や犬等の動物、雨や雪等の天候といった様々なテーマを取り上げて、参加者の調査・発表・討論を繰り返す。後半は各自が選んだテーマについて発表する。 |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 発表者はテーマに関して必要な文献を読み込み、十分な画像を集めてわかりやすいパワーポイントを作成しておく。 受講者はテーマに関して十分な予習をし、自分の意見を整理しておく。 |
合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 教員から与えられたテーマばかりでなく、自らテーマを探し出していく努力が必要です。 |
第1回 | ガイダンス |
第2回 | 卒論について 研究倫理について |
第3回 | 獅子、犬、虎、猫 |
第4回 | 松、竹、桜、梅 |
第5回 | 想像上の生きもの(龍、鬼、妖怪) |
第6回 | 不定形モチーフⅠ(風、雨、雲、霞) |
第7回 | 不定形モチーフⅡ(雪、炎、光) |
第8回 | 自画像 |
第9回 | 個人発表1 |
第10回 | 個人発表2 |
第11回 | 個人発表3 |
第12回 | 個人発表4 |
第13回 | 個人発表5 |
第14回 | 卒論に関する個別相談 |
授業の運営方法 | 各回テーマを設定し、講師による概説、受講生の発表、出席者全員での討論のサイクルを繰り返す。 |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 各自の発表に対して必要なコメントを付し、さらに追求すべき論点などに触れて、可能性を広げる道筋を示していく。 |