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科目名人文学演習IIA
担当者神山 伸弘
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次4年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目人間の探求
授業の達成目標人間の探求にかかわる書籍を読み、理解し、その大綱を説明できるようになります。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。
今年度の授業内容人間の探求にかかわる書籍を輪読します。
なお、同時に進行する卒業論文執筆を促進するために、参加者の研究報告を求め、卒業論文に向けた指導をすることになります。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について予習は、各回事項について、レポートを作成します。(1時間(45分)超。課題図書を読む時間はそれ相応にかかる。)
復習は、演習時に得られたことについて、レポートを作成します。(1時間(45分))
次の自習課題を課す。
 高津春繁・斎藤忍随『ギリシア・ローマ古典文学案内』(岩波文庫)各週15ページ程度。Teamsで数問のクイズに答えることで到達度を確認する。
合計15時間
自習に関する一般的な指示事項各回の課題部分の精読を進めてください。
卒業論文の準備及び作成は、自習の最たるものになるはずです。
第1回輪読の進め方と、卒業論文執筆準備について。まず、みずからの課題図書の「感想文」を発表する。
日本学術振興会『研究倫理eラーニング』受講開始(未修了者について)
第2回『学術論文の技法』序章「学術論文とは何か」
第3回『学術論文の技法』第1章「論文への出発」
第4回『学術論文の技法』第2章「資料の蒐集と記録」
第5回『学術論文の技法』第3章「論文の構成と体裁」
第6回研究発表(文献報告)(1)
第7回研究発表(文献報告)(2)
第8回研究発表(文献報告)(3)
第9回研究発表(文献報告)(4)
第10回卒業論文:必要な資料は揃ったか。
日本学術振興会『研究倫理eラーニング』修了証提出(未修了者について)
第11回研究計画(1)
第12回研究計画(2)
『学術論文の技法』第5章「論文の注」
第13回研究計画(3)
第14回夏季休業中の課題
授業の運営方法輪読のスタイルとしては、報告者が概要をまとめ、議論すべき箇所の指摘をし、参加者全体で論点を深めていくという、スタンダードな形式をとる。「一緒に読書をする」という姿勢が基本になる。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法各回課題は授業で討議対象となり、その場でフィードバックされる。
⽇本学術振興会「研究倫理eラーニング」の修了証の提出を求める。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
小論文・レポート 40% 卒論のための作成努力(構想・資料収集)を評価する。学則及び関係規程に則って評価する。
授業参加 60% 報告発表、自習課題を評価する。3分の2以上の出席がない場合は、E評価となる。
テキスト 斉藤孝・西岡達裕『学術論文の技法』(新訂版)、日本エディタースクール出版部。(絶版なので、資料を配布する。)
高津春繁・斎藤忍随『ギリシア・ローマ古典文学案内』岩波文庫。(売り切れなので、資料を配布する。)
その他、履修生への注意事項 報告者は、課題図書を充分に読み込み、それを報告して、さらに他の参加者等の質疑に答える役割を果たす。準備が足りないと、短時間で終わってしまうことにもなりかねない。他の参加者も報告者同様に読み込んでこないと、演習はお葬式の場と化すだろう。演習(=練習・訓練)を生かすも殺すも参加者次第と心得てほしい。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】