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科目名人文学演習IB
担当者神山 伸弘
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目近現代文学の思想内容
授業の達成目標日本・西洋の近現代文学作品を読むことを通じて、そこに描かれたテーマ、人物(性格)、行動などについて、その思想を検討します。
このことを通じて、学生は、本演習で取り上げる作品そのほか一般についても、また現実の人間のあり方についても、思想内容を説明でき、またその問題点を指摘でき、総じて、批評(批判)を実施することができるようになります。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。
今年度の授業内容日本および西洋の近現代文学のうち教員推薦と受講者推薦のものをとりまぜて読み進めます。
一般に日本において思索を行うさいに参照されるのは、哲学書や宗教書などではなく、文芸書です。西洋の作品(翻訳)も織り込んでいきます。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について予習は、課題図書を読んだうえで、レポートを作成します。(1時間(45分)超。課題図書を読む時間はそれ相応にかかる。)
復習は、演習の振返りレポートを作成します。(1時間(45分))
合計15時間
自習に関する一般的な指示事項1. 各回の課題図書を読破すること。
2. 次の⾃習課題を課す。
①手塚 富雄, 神品 芳夫『増補 ドイツ文学案内』(岩波文庫別冊3)各週20ページ程度。Teamsで数問のクイズに答えることで到達度を確認する。
②渡辺一夫, 鈴木力衛『増補 フランス文学案内』(岩波文庫別冊1)各週20ページ程度。Teamsで数問のクイズに答えることで到達度を確認する。
第1回選定図書(1)
第2回選定図書(2)
第3回選定図書(3)
第4回選定図書(4)
第5回選定図書(5)
第6回選定図書(6)
第7回選定図書(7)
第8回選定図書(8)
第9回選定図書(9)
第10回選定図書(10)
第11回選定図書(11)
第12回選定図書(12)
第13回選定図書(13)
第14回選定図書(14)
授業の運営方法輪読のスタイルとしては、報告者が概要をまとめ、議論すべき箇所の指摘をし、参加者全体で論点を深めていくという、スタンダードな形式をとる。「一緒に読書をする」という姿勢が基本になる。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法各回課題は授業で討議対象となり、その場でフィードバックされる。
期末小論文は、口頭試問される。
⽇本学術振興会「研究倫理eラーニング」の修了証の提出を求める。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 期末論文の口頭試問を実施します。この試験の欠席は、単位修得辞退とみなします。
小論文・レポート 40% 期末に小論文を課す。学則及び関係規程に則って評価する。
授業参加 60% 毎回、読後所感と、授業後所感、自習課題を提出する。3分の2以上の出席がない場合、E評価となる。
テキスト 授業中に指定する。
その他、履修生への注意事項 報告者は、課題図書を充分に読み込み、それを報告して、さらに他の参加者等の質疑に答える役割を果たす。準備が足りないと、短時間で終わってしまうことにもなりかねない。他の参加者も報告者同様に読み込んでこないと、演習はお葬式の場と化すだろう。演習(=練習・訓練)を生かすも殺すも参加者次第と心得てほしい。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】