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科目名人文学演習IB
担当者石田 信一
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目ヨーロッパの歴史と文化2
授業の達成目標ヨーロッパ史の諸問題について、民族や地域をキーワードとして多角的な視野から理解を深めるとともに、歴史学をはじめとするヨーロッパ地域研究の手法の習得および批判的視点の獲得をめざす。研究テーマを自ら設定して研究発表を行い、レポートとしてまとめることができる手法・技術を身につける。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。
今年度の授業内容歴史学をはじめとするヨーロッパ地域研究の手法および研究動向の基本的内容を紹介するとともに、各自興味の持てそうな研究テーマを「発見」するために概括的な文献案内(「史料」紹介を含む)およびテキスト講読を行う。続いて、各自が設定する研究テーマで発表(プレゼンテーション)およびディスカッションを繰り返し行う。文献の探し方、レジュメやレポートのまとめ方などの指導も行う。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について事前に次回の発表者のレジュメを読み、質問を準備しておくこと。発表者は、参加者から出た質問や意見を反映しつつ、レポートの作成に取り組むこと。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項研究発表に向けての文献探しおよび文献講読を自発的に行うこと。
第1回導入
第2回研究テーマの設定およびレジュメやレポートのまとめ方について
第3回ヨーロッパ史に関するテキスト講読(1) 古代史
第4回ヨーロッパ史に関するテキスト講読(2) 中世史
第5回ヨーロッパ史に関するテキスト講読(3) 近世史
第6回ヨーロッパ史に関するテキスト講読(4) 近代史
第7回ヨーロッパ史に関するテキスト講読(5) 現代史
第8回ヨーロッパ史に関連して各自が選んだテーマでの基本的な研究発表およびディスカッション(1)/文献講読(古代史のおさらい)
第9回ヨーロッパ史に関連して各自が選んだテーマでの基本的な研究発表およびディスカッション(2)/文献講読(中世史のおさらい)
第10回ヨーロッパ史に関連して各自が選んだテーマでの基本的な研究発表およびディスカッション(3)/文献講読(近世史のおさらい)
第11回ヨーロッパ史に関連して各自が選んだテーマでの基本的な研究発表およびディスカッション(4)/文献講読(近代史のおらさい)
第12回ヨーロッパ史に関連して各自が選んだテーマでの基本的な研究発表およびディスカッション(5)/文献講読(現代史のおらさい①:20世紀)
第13回ヨーロッパ史に関連して各自が選んだテーマでの基本的な研究発表およびディスカッション(6)/文献講読(現代史のおらさい①:21世紀)
第14回研究発表およびディスカッションの総括
授業の運営方法前半はテキスト講読が中心となる。また、後半は進捗状況に応じて研究発表(プレゼンテーション)およびディスカッションの機会をできるだけ多く設ける。発表に際しては、レジュメの作成およびレポートの提出を義務づける。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法各回の発表内容およびレポートに対して、教員が講評を行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% なし。
小論文・レポート 40% 研究発表に関するレポート。
授業参加 60% 研究発表(レジュメを含む)の内容とディスカッションへの参加状況。
その他 0% なし。
テキスト 受講者の興味に応じて授業開始時に指定する。
参考文献 授業時に紹介していく。
その他、履修生への注意事項 発表予定者はその内容とレジュメについて事前に担当教員(石田)に必ず相談・確認すること。ディスカッションには自発的かつ積極的に参加してほしい。授業の資料配付・課題提出等に際して、Teamsを利用することがある。
なお、レポートは客観性・論理性を重視し、文章としてまとまっていること(箇条書きは不可)、典拠が示されていることを要件とする。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】