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科目名人文学演習IB
担当者松井 慎一郎
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目卒業論文作成前のトレーニング
授業の達成目標「史料」の解読を通じて、「読解力」「考察力」「批判力」等の基礎学力を身につけることができるようになる。そして、自己の研究課題を追究していくことで「分析力」「忍耐力」を、研究発表を通じて「構想力」「表現力」を得ることができるようになる。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。
今年度の授業内容日本近現代史すなわち幕末から現代にいたるまでの時期の歴史を対象とする演習である。我々が生きている現代社会は、経格格差や少子高齢化など数々の問題・不安を抱えている。過去の人物や事象について学ぶことは単なる懐古趣味であってはいけない。「温故知新」というように、現代社会あるいは自己が抱えている問題や不安を解決する糸口を引き出すことこそ歴史を学ぶ最大の意義であると考える。自己の「問題意識」を強く持ち、「史料」を深く読み解くことで、過去の人物や事象に迫っていきたい。具体的には、各自の関心に基づいた課題をそれぞれ発表していただく。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について事前に次回の発表者のレジュメを読んで、質問を用意しておくこと。発表者は、参加者から出された所感を踏まえて、自分の発表内容を振り返ること。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項日頃よりニュースや新聞等を通じて現代社会への関心を持つこと。
第1回オリエンテーション
第2回卒業論文とは
第3回文献の調べ方
第4回テーマの見つけ方
第5回関心テーマの文献リストの発表(1)
第6回関心テーマの文献リストの発表(2)
第7回関心テーマの文献リストの発表(3)
第8回関心テーマの文献リストの発表(4)
第9回関心テーマの文献リストの発表(5)
第10回文献評価の発表(1)
第11回文献評価の発表(2)
第12回文献評価の発表(3)
第13回

文献評価の発表(4)

第14回

文献評価の発表(5)

授業の運営方法卒業論文作成に向けた課題に基づいて、全員、発表を行う。各自の発表後、全員で討論を行う。

課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法各回の発表内容に対して、教員が講評を行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
授業参加 100% 課題提出、発表、討論に対する積極的な姿勢、調査への貢献など授業態度を総合的に評価する。
テキスト 適宜、レジュメを配付する。
参考文献 随時、授業で紹介する。
その他、履修生への注意事項 日頃から、歴史への関心はもちろんのこと、自己を取り巻く現代社会、そして、何よりも自分自身の将来に深い関心を持っていただきたい。発表や討議の場では、自分の考えや感性を大切にして臨んでいただきたい。なお本演習は、次年度の卒業論文作成に向けて、重要な演習となるので、出席は当然の前提とみなす。欠席する場合は、必ず連絡すること。


卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】