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科目名人文学演習IA
担当者山岡 華菜子
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目文献とコンピュータを用いた日本語(国語)研究について学ぶ。
授業の達成目標言語についての基礎的な調査・分析と考察の方法を学び、4年次において卒業論文を書くための構えを身につける。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。
今年度の授業内容日本語学(国語学)の研究手法を演習形式で学ぶ。
授業では、春学期に古典文学作品の影印本を用いてテキストに現れる語法・音韻・表記(文字)を分析し、コンピューターを使った日本語の分析手法を学ぶ。秋学期には、アンケート調査や対面調査の手法で現代語の語彙・音声を分析する。
この授業では、いずれ教壇に立つ可能性がある方には「国語」の面白さ、書道に関心がある方には表記(文字)に美的観点とは別の伝達機能があること、そして資格に限らずことばに関心を持つ方には知的関心をさらに深めることを、それぞれ目指す。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について自分の範囲だけでなく、他の人の発表範囲についても目を通すこと。翻字、字母など表記に関わることだけでなく、注釈書(配布予定)にも目を通して語彙や文法についても滞りなく理解できるようにしておくこと(1時間~2時間)。授業後は発表資料に目を通し、日本語学上の問題について考えをまとめておく(1時間~2時間)。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項翻字については各自で、授業前後に確認しておくこと。その表現上の特性については参考文献にも目を通しておくこと。コンピュータの扱いに不慣れな場合は、授業で教わったことを一通り練習し、操作に慣れておくこと。
第1回ガイダンス
第2回文献資料の概観と諸注意
第3回先行研究を読む
第4回グループでの発表①
第5回グループでの発表②
第6回グループでの発表③
第7回コーパスについての紹介
第8回コーパスに関する研究論文を読む①
第9回コーパスに関する研究論文を読む②
第10回コーパスを用いた研究方法とテーマの構想
第11回グループでの発表④
第12回グループでの発表⑤
第13回グループでの発表⑥
第14回まとめ
授業の運営方法論文を読み、ツールを利用して、データを収集し、分析・考察を行う。グループワーク・発表を2回行う。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法授業内で行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
小論文・レポート 30% 学期末レポート
授業参加 70% 発表・議論への参加
その他 0% なし
定期試験 0% 実施しない
テキスト 適宜プリントを配布します。
参考文献 授業内で提示します。
その他、履修生への注意事項 PCを毎回持参してください。発表資料の作成などで使用します。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】