| 科目名 | 人文学演習IA | |
| 担当者 | 植田 恭代 | |
| 開講期 | 2024年度春学期 | |
| 科目区分 | 週間授業 | |
| 履修開始年次 | 3年 | |
| 単位数 | 1単位 | |
| 授業の方法 | 演習 | |
| 授業題目 | 若紫巻を読む | |
| 授業の達成目標 | 『源氏物語』の本文にもとづいて、注釈作業を体験的に学びながら読み進めることによって、作品の特質を理解し、その研究方法を体得する。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。 | |
| 今年度の授業内容 | 『源氏物語』の若紫巻を深く掘り下げて読み、研究の観点から考えていく。授業は、受講者それぞれの担当範囲を決め、順に発表してもらう形式で進める。担当者は、各自の担当範囲について、解釈のための基礎的な調査ならびに作業をおこない、資料を作成して配布する。受講者全員で討議をおこなう。 | |
| 準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 毎回とりあげる範囲を事前によく読み、内容を各自で把握しておくこと。発表者の準備には授業の何倍もの時間が必要であり、発表者以外の人でも授業と同等の時間をかけることがもとめられる。 | 合計15時間 |
| 自習に関する一般的な指示事項 | 『源氏物語』のあらすじを各自で知るように、図書館を利用して自習する。 | |
| 第1回 | 演習の進め方について | |
| 第2回 | 調べ方について | |
| 第3回 | 資料の作成について | |
| 第4回 | 発表準備 | |
| 第5回 | 体験発表（第一回） | |
| 第6回 | 体験発表（第二回） | |
| 第7回 | 体験発表（第三回） | |
| 第8回 | 体験発表（第四回） | |
| 第9回 | 体験発表（第五回） | |
| 第10回 | 若紫巻前半発表（第一回） | |
| 第11回 | 若紫巻前半発表（第二回） | |
| 第12回 | 若紫巻前半発表（第三回） | |
| 第13回 | 若紫巻前半発表（第四回） | |
| 第14回 | 若紫巻前半発表（第五回） | |
| 授業の運営方法 | 担当範囲を割り当て、順に発表をおこなう。発表者は資料にもとづいて発表し、その後、全員で討議をおこなう。teamsを利用するので、各自でアクセスすること。 | |
| 課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | それぞれの発表について、全員による質疑応答ののち、講評をおこなう。 | |
| 評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
| 定期試験 | 0% | おこなわない |
| 小論文・レポート | 0% | おこなわない |
| 授業参加 | 50% | 発表,資料作成、討議への参加 |
| その他 | 50% | 発表後のレポ−ト |
| テキスト | 柳井滋他校注 岩波文庫『源氏物語（一）』（岩波書店 ＩＳＢＮ978-4-00-351015-5） |
| 参考文献 | 新潮日本古典集成 『源氏物語 一』(新潮社） 新日本古典文学大系『源氏物語 一』（岩波書店） 新編日本古典文学全集『源氏物語 一』（小学館） 『源氏物語大成』（中央公論社） 『源氏物語事典』（大和書房） 『大島本源氏物語』（角川書店） 『CD-ROM版源氏物語』（角川書店） |
| その他、履修生への注意事項 | 演習形式であるので、発表者は事前に完成した資料を準備し、きちんと発表をおこなうこと。 無断欠席、遅刻は認めない。各自のパソコンを持参することが望ましい。 ソーシャルマナーの実践をこころがけること。 |
| 卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 人文学科】 |