科目名 | 工芸実習C(空間演出) |
担当者 | 柴田 眞美 |
開講期 | 2025年度春学期 |
科目区分 | 週間授業 |
履修開始年次 | 3年 |
単位数 | 1単位 |
授業の方法 | 実習 |
授業形態 | 対面(全回対面) |
オンライン実施回 | — |
| 全回対面 |
授業題目 | 空間の造形的理解および生活空間を演出する工芸作品の制作 |
授業の到達目標 | 普段何気なく過ごしている生活空間をあらためて「造形的空間」として理解した上で、身の回りや美術館にある工芸作品について興味を持ち、具体的な空間を想定してその「空間を魅力的に演出する工芸作品」を制作し、提案することができるようになる。 |
今年度の授業内容 | 1.実際に出会った美しい空間をヒントに、あるいは抽象的に、紙をカットしたピースを立体的に組み合わせて魅力的な空間モデルを作成し、効果的に光をあて、それをデッサンして「造形的空間」を理解する。 2.その後、具体的な生活空間を想定し、その空間を美しく演出する「工芸的作品」をコンセプトを設けて制作し、演出効果を学び、空間演出の提案を行なう。 |
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 意識して、生活空間の魅力についてリサーチしてください(町歩き、著名な建築、店舗など)。外に行けない週は、図書館の図版を探して勉強してください。
|
1回平均約45分 |
自習に関する一般的な指示事項 | 普段過ごす中で魅力的な空間の美を発見し、クロッキー張やスケッチブックにスケッチをためておくこと。 |
授業の特徴(アクティブラーニング) | その他 |
第1回 | 空間を演出する工芸について |
第2回 | ケント紙等をいくつかのピースにカットし立体的に組み合わせて魅力的な空間をを作り、クロッキー張にラフスケッチ |
第3回 | ケント紙で作成した空間モデルが映えるように照明を当て空間を意識し、明暗を用いたデッサン |
第4回 | デッサンの続き(デッサンすることによって「造形的空間」を理解) |
第5回 | 空間の演出事例をリサーチし、実際に演出する生活空間を選定 |
第6回 | 生活空間演出のコンセプトを考える |
第7回 | 生活空間を演出する工芸作品をプランニングしラフスケッチ |
第8回 | 材料の選定 |
第9回 | 試作 |
第10回 | 本制作①(骨組みをつくる) |
第11回 | 本制作②(ボリュームをつくる)
|
第12回 | 本制作③(細部のつくり込み)
|
第13回 | 本制作④(全体の調和と空間配置のコンセプト)
|
第14回 | 鑑賞会と総合講評 |
授業の運営方法 | アトリエでの制作実習。生活空間における空間リサーチは、学内外で各自で予習として行う。
|
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 制作時の個別指導、及び、鑑賞会でコメントを述べます。 |