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科目名デザイン実習C(空間構成)
担当者柴田 眞美
開講期2025年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法実習
授業形態対面(全回対面)
オンライン実施回
全回対面
授業題目立体空間デザインの基礎的事項を学ぶ
授業の到達目標立体デザインにおける造形要素である動勢(ムーヴマン)やマッス(量感)を、自然物をもとにした立体創作により理解し、さらにそれらを魅力的に映えさせる空間を創作的にデザインすることにより、空間構成の基礎を理解し、美しい立体的空間構成の提案ができるようになる。
今年度の授業内容1.動勢(ムーヴマン)や量感(マッス)が豊かな自然物をドローイングし、アルミ線などの素材を用いた立体造形を行う。
2.創作和紙などの素材を用いて装飾を加え、詩情を演出する。
3.1.2.によって創作した作品を魅力的に演出する空間をデザインし、美しい空間構成を提案する。
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について目にするものの、量感(マッス)や動勢(ムーヴマン)に注目したドローイングをし、また、魅力的な空間に着目し、スケッチする。 1回平均約45分
自習に関する一般的な指示事項常に小型のスケッチブックを持ち歩き、手を動かしてスケッチやドローイングをする習慣をつけてください。
授業の特徴(アクティブラーニング)その他
第1回立体における動勢(ムーヴマン)や量感(マッス)について
第2回動感(ムーヴマン)、量感(マッス)が豊かな自然物(野菜など)のドローイング
第3回ドローイングを元に、立体のための芯づくり
第4回立体芯の上に中層〜表層づくり
第5回動勢(ムーヴマン)、量感(マッス)が豊かな自然物の創作の仕上げと、鑑賞会
第6回動勢(ムーヴマン)、量感(マッス)が豊かでやや複雑な構造の自然物(鳥の剥製など)のドローイング
第7回立体構成のための芯づくり(太いアルミ線)
第8回立体芯の上にヴォリュームづくり(細いアルミ線)
第9回ヴォリュームづくりの続きと細部の作りこみ(アルミ線)
第10回アルミ線の上に和紙による装飾を施す(大部)
第11回和紙による装飾続き(細部)
第12回アルミ線と和紙による立体オブジェの仕上げ
第13回制作した立体オブジェを魅力的な空間に配置し(アイデア出しとスケッチ)美しい空間デザインを提案する。
第14回鑑賞会と総評
授業の運営方法・アトリエでの制作実習
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法制作中におけるアドバイス、および鑑賞会にてコメントを述べます。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
授業参加 30% 積極性と集中力
その他 70% 作品提出、その充実度
参考文献 ポール・ジャクソン著 「デザイナーのための折りのテクニック 平面から立体へ」2012年(初版)文化出版局 ISBN978-4-579-11408-5 C0077
その他、履修生への注意事項
  • 真剣に、ムーヴマンとマッスの造形的理解に挑みます(談話しつつのお気軽なクラスではありません)。
  • 実習費 \2500かかります
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】
実務経験の概要 日本画やインスタレーションの制作、展覧会の企画・運営
実務経験と授業科目との関連性 実際の作品制作や展覧会場作りの実体験の話も盛り込みます。