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科目名デザイン実習A(色彩構成)
担当者奥秋 由美
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法実習
授業題目色彩の基礎知識とデザイン
授業の達成目標デザインの学習をするにあたって、色彩の基礎知識を身につけるのはとても重要なことです。授業では、色の三属性やカラーシステムの存在、さまざまな配色、色と心理の関係など、色彩理論を知ると同時に絵具の性質や混色方法も修得していきます。実際に色彩を扱う中で、私たちの生活に色彩デザインはどのような影響を与えているのかを見つけ出し、自らの作品に応用できるようになることを目標とします。
今年度の授業内容シアン・マゼンタ・イエローの三色から12色相環を制作、混色による色作りを学びます。その後、明度と彩度の違いを意識した配色に取り組み、色彩の見え方について学習します。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間についてポータルに掲出する各課題の資料に目を通し、内容を把握しておく。 合計7.5時間
自習に関する一般的な指示事項身の回りにあるデザインに注意を払い、ノートやスケッチブックに記録する。指定した展覧会の鑑賞など。
第1回オリエンテーション ー色彩とデザインについてー
第2回色彩構成の準備、12色相環制作の課題説明
第3回12色相環制作:シアン・マゼンタ・イエローを三原色とした色相環の制作
第4回12色相環制作:色相チップの制作
第5回12色相環制作:色相チップの切り出し
第6回12色相環制作:色相チップの選択
第7回12色相環制作:色相チップの配列
第8回12色相環まとめ、襲の色目をテーマとした課題の解説
第9回襲の色目制作:四月、五月、六月の色を探し出す
第10回襲の色目制作:四月、五月、六月の色を作り出す
第11回襲の色目制作:四月、五月、六月の襲の色目を考える
第12回襲の色目制作:オリジナルの襲の色目を完成させる
第13回発表:作品への解説(工夫した点、参考にしたデザインなど)
第14回講評:課題作品へのアドバイスや今後の学習方法
授業の運営方法実習を中心とした授業ですが、理解を深めるため映像鑑賞や講義も取り入れます。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法講師による講評会
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% なし
小論文・レポート 0% なし
授業参加 60% 作品提出(30%)、発表(30%)
その他 40% 作品への創造性とアイデア (20%)、作品の完成度(20%)
テキスト 必要に応じて配布
参考文献 『配色の教科書』 城一夫 監修;色彩文化研究会 著 パイ インターナショナル
『日本の色辞典』 吉岡幸雄 著 紫紅社
その他、履修生への注意事項 実習費:
2,500円の実習費が必要となります。

使用システムツール:
ポータル / Teams を使用します。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】