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科目名人文学特殊講義(総合文化)D
担当者磯部 美紀
開講期2025年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業形態対面(全回対面)
オンライン実施回
全回対面
授業題目日本における宗教と文化
授業の到達目標(1)民俗学や宗教学の重要な概念を説明できるようになる。
(2)宗教現象に着目することにより、日本における文化のあり方を説明できるようになる。
(3)アクティブラーニングを通して、宗教と社会のかかわりを多角的な視点から捉えられるようになる。
今年度の授業内容現代日本において、なぜ多くの人々は「無宗教」を自認しながら、初詣やお盆、クリスマスといった宗教的行事を行うのでしょうか。宗教と文化の違いとは何なのでしょうか。
本講義では、様々な宗教現象に注目することで、現代社会の文化的諸相を学ぶことを目的とします。民俗学や宗教学の知見を踏まえながら、宗教観や神社仏閣、ジェンダーや移民といった宗教をめぐる様々なトピックを取り上げ、個別事例の概説を行った上で、グループワークを実施します。
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間についてポータルサイトを通して配信する講義資料を予め読み、興味を持ったことや疑問に思ったことを整理しておいてください。講義終了後は、講義資料を見直すことで、要点を自分なりにまとめ、理解を深めておいてください。 1回平均約190分
自習に関する一般的な指示事項本講義では、コメントカードの提出やグループワークの実施を予定しています(これらは評価の対象になります)。そのため、講義で扱うトピックについての知識を、ニュース、新聞、書籍などで予習し、疑問点や気になる点を整理しておいてください。
授業の特徴(アクティブラーニング)リアクションペーパー/討議(ディスカッション・ディベート)/グループワーク
第1回
イントロダクション
第2回宗教とは
第3回神社仏閣
第4回儀礼
第5回祭り
第6回聖地巡礼
第7回宗教教育
第8回ジェンダーと宗教
第9回政教分離
第10回移民と宗教
第11回死者のゆくえ
第12回死生観
第13回心のケア
第14回講義の総まとめ
授業の運営方法本講義では、ポータルサイトを通して講義資料を事前に配布するとともに、適宜、視聴覚資料を使用します。また、受講生の関心や理解度をはかるために、コメントカードの提出を求めます。さらに、講義内容を受講生それぞれの視点から考えてもらうために、グループワークを実施します。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法コメントカードやグループワークの内容について、次回の講義の冒頭でフィードバックを行います。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
授業参加 55% コメントカードの提出、グループワークへの参加
定期試験 45% 講義内容に関する基礎的な問題を出題予定
参考文献 大谷栄一・川又俊則・猪瀬優理編,2024,『基礎ゼミ宗教学(第2版)』世界思想社.
その他、履修生への注意事項 重要な連絡は、講義内だけではなくポータルサイトを通じてお知らせしますので、ポータルサイトの確認をこまめに行うようにしてください。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】