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科目名人文学特殊講義(美術史)A
担当者マック ,カレン
開講期2023年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目日本ヴィジュアル文化と宗教・信仰
授業の達成目標日本文化の特性の中に、宗教的美術は一つであり、学生は日本の宗教美術の理解だけでなく、人間存在について理解できるようになる。また、美術は日本文化の特性を考える上で極めて重要なジャンルであり、それを知ることは、これからの時代を生きていく上で、必須の教養である。講義を通して日本美術の特性について独自の考察をふまえて論述できるようになる。
今年度の授業内容各回ごとにテーマを設定し、古代も現代も多くの作品を紹介しながら、日本美術と宗教を考察する。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について事前に提出する各回の授業資料の配付プリントを読み、質問などを予め整理しておく。授業終了後は、配付プリントや授業ノートを見直して自分なりにまとめ直し理解を深めておくこと。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項多くの書物を調べてみること(跡見の図書館には、一般の大学図書館に比べればはるかに豊富な美術全集や美術書が所蔵されているので、それらを積極的に活用すること)。積極的に展覧会等に足を運び、実作品に接することが望ましい。
 第1回•オリエンテーション(授業紹介・説明)
 第2回•宗教・信仰 と ビジュアルカルチャー
 第3回•専門用語 (イコンからアイコンへ)
 第4回•学問の基本知識 (美学からモノ学へ)
 第5回•宗教意識&信仰システムの世界
 第6回•シャーキャムニ(釈迦尊)と仏教美術
 第7回•インドと日本(イコノグラフィー)
 第8回•仏教伝来(法隆寺)
 第9回•鎮護国家・大仏競争(東大寺)
 第10回•密教と東寺
 第11回復習
 第12回•神道とヴィジュアル文化
 第13回•天国(浄土)・地獄・六度絵
 第14回•怪談・化物語 (浮世絵)
 第15回まとめ
授業の運営方法アクティブラーニング形式で行う。多くの画像を使って、日本の宗教的美術の特色を多面的に考える。

⁂ 面授業にしても、遠隔授業にしても、できる限り、同じ運営方法で行う。遠隔授業の実施に関しては、Microsoft Teams によるリアルタイム授業を基本とする。(チームコードは受講生にポータブル連絡で通話する)
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法各回の授業では、回答やフィードバックを行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
その他 80% 授業内容に関連したレポート・ミニテストの提出を求める。
授業参加 20% グループワーク、ディスカッション、発表、課題の提出(出席0%)
定期試験 0% 定期試験を行わない
テキスト プリント資料はportal「授業資料」、或いはMicrosoft Teamsでアップするので、毎回の確認が必要
参考文献 辻惟雄『日本美術の歴史』東京大学出版会(2005)ISBN-10: 4130820869
辻 惟雄『カラー版 日本美術史 』美術出版社; 増補新装版 (2003) ISBN-10: 4568400651
水野 敬三郎『カラー版 日本仏像史』美術出版社 (2001) ISBN-10: 4568400619
前田 耕作『カラー版 東洋美術史 』美術出版社 (2000) ISBN-10: 4568400511
有賀 祥隆『仏画の鑑賞基礎知識』至文堂 (1991) ISBN 478430102X
光森 正士『仏像の鑑賞基礎知識』至文堂 (1993) ISBN-10: 4784301445

その他、履修生への注意事項 注意点
* 学籍番号順に座らせる。
* 遅刻したら、マイナスポイントになり、20分遅刻したら、退去させる。
* 私語の多い者、教材不持参者、宿題未履行者は、その場で退室させる場合がある。
* 飲食禁止(ペットボトルOK)
* カニング、またはコピペ(コピー&ペースト)が確認されている場合は、無効になる。

(遠隔授業については、Microsoft Teamsを使用し、リアルタイムで行う。初回授業の前に履修生がアクセスできるために、 チームコードをポータブル連絡で通話する。出席の取り方、また成績評価の方法は、対面授業と同じ。 )

卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】