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科目名人文学特殊講義(西洋史)A
担当者平 正人
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目選挙からみる西洋近代
授業の達成目標西洋における選挙の歴史に対する幅広い知識を身につけると同時にその独自性を理解し、そのうえで日本における選挙制度の実態を説明できること。
今年度の授業内容西洋史に関する応用的・発展的知識を修得することを目的として、西洋諸国の選挙の歴史に関する主要なトピックを、社会史の視点も取り入れながら、考察する。また、歴史学の研究手法や史学史、および歴史理論などについても紹介する。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間についてこの授業では、西洋における選挙の歴史を振り返りながら、過去の社会と現代の社会を比較検討することを目的としているため、まずは高校で修得した世界史の基本的な知識を復習し、新聞記事を読むことで現代社会の情況を理解しておくこと。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項授業内容を整理するための講義ノートを作ること。その際、授業で配付する資料を上手に利用すること。
第1回導入  いま、なぜ選挙の歴史を考えるのか?
第2回フランス革命の歴史(1) 1789年−1794年
第3回フランス革命の歴史(2) 1795年−1799年
第4回フランス革命期の選挙(1)  全国三部会選挙と選挙集会
第5回フランス革命期の選挙(2) 投票の秘密と公開投票
第6回フランス革命期の選挙(3) 外国人の選挙権
第7回復古王政の歴史
第8回復古王政期の選挙  制限選挙と投票率
第9回七月王政の歴史
第10回七月王政期の選挙  制限選挙のメリット
第11回第二共和政と第二帝政の歴史
第12回第二共和政期の選挙 普通選挙の功罪
第13回第三共和政の歴史
第14回第三共和政期の選挙  議会をめぐる攻防
授業の運営方法講義内容の理解を促進するために映像や図像資料などを多く利用する。重要と思われる資料は可能な限りコピーをして配布する。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法課題および試験実施後に模範解答の解説とそれに対するコメントをおこなう。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
授業参加 40% 課題の提出率および積極的な授業参加態度によって評価する
定期試験 60% 授業目標を達成(C)、十分に達成(B)、十分に達成し優れた論述(A)、十分に達成しかつ特に優れた論述(S)
参考文献 授業時に指示する。
その他、履修生への注意事項 初回の授業は必ず出席すること。
秋直活動による欠席は公欠扱いにはしません。

卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】