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科目名文化の翻訳
担当者香山 はるの
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目英語の発想、日本語の発想
授業の達成目標1.英語と日本語の発想や表現の基本的な違いについて、例を挙げて説明できるようになる。
2.「翻訳」とは何かを理解し、翻訳に関わる様々な問題について説明できるようになる。
3.  様々な文章の翻訳を比較して、違いやそれぞれの特徴を分析できるようになる。
今年度の授業内容英語の発想について、日本語との違いを考えながら学び、異なる文化を「翻訳」することはどういうことかを学ぶ。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について事前にテキストの関連する箇所を読み、英文法や難しい表現などを確認し、内容を把握しておくこと。授業の後は講義内容を振り返り、ノートに整理しておくこと。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項日本語と英語の違いを意識しながら様々な「翻訳」に触れ、気づいたことをメモしておく。
俳句の英訳や、日英の諺など自分でも調べて、ノートにまとめておく。
第1回イントロダクション
第2回ラフカディオ・ハーンについて
第3回ハーンの『日本の面影』(1)
第4回ハーンの『日本の面影』(2)ー意見交換を含む
第5回翻訳とは何か(1)和文英訳との違い
第6回日本語と英語(小説) 『我が輩は猫である』
第7回翻訳の比較(1)『ライ麦畑でつかまえて』
第8回翻訳の比較(2)『ハックルベリー・フィンの冒険』
第9回日本語と英語(俳句)
第10回翻訳とは何か(2)ー意見交換を含む
第11回日本語と英語(日英ことわざ比較)
第12回日本語と英語(文章の構造ー「後方重心型」の日本語と「前方重心型」の英語)
第13回翻訳の歴史
第14回まとめ
授業の運営方法授業の中で、資料やテキストの指定された箇所や講義の内容について、受講生にコメントシートの提出を求める。

課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法受講生の興味深いコメントや意見を次回の授業で紹介し、講評や補足説明を行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない。
小論文・レポート 80% 実施する。
授業参加 20% 授業内で提出するコメントシートの評価
その他 0% 実施しない。
テキスト 行方昭夫著 『英語の発想がよくわかる表現50』 岩波ジュニア新書 2005年。902円。ISBN4-00-500502-0
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】