科目名 | 東洋美術史(鑑賞を含む) | |
担当者 | 陸 偉栄 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | カリキュラムにより異なります。 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 東洋美術史(鑑賞を含む) |
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授業の達成目標 | 中国美術を中心にアジアで展開された美術の歴史を概説します。絵画・彫刻・工芸など各分野のすぐれた作品について、表現の特色と様式展開を具体的に説明し、それらを生みだした社会背景や美意識を解説します。授業では作品(画像)を通して東洋美術の古今の名作群を鑑賞し、その素晴らしさを理解するようになります。また、東洋美術鑑賞のための基礎知識を習得し、さまざまな美術展での鑑賞力・作品理解力アップを目指し、学習者なりの見識が説明できるようになります。 |
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今年度の授業内容 | 東洋・特に中国美術を中心に歴史に残った名品をスライドで紹介します。日本やアジアとの関係にも注目します。名作とその背後にある歴史や文化についても、わかりやすく説明します。そして東洋美術が、西洋のそれに劣らず素晴らしく、美しく、面白いものであることを解説していきます。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 予習、復習それぞれ30分程度 合計60時間 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 各地の博物館・美術館で開催されている東洋美術関係の美術展を積極的に見に行くようにしてください。また図書館で、参考文献『世界美術大全集』東洋編を発展学習するようにしてください。 |
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第1回 | 導入−中国始皇帝陵の兵馬俑など秦・漢の美術、書の流れを紹介する。 | |
第2回 | 唐代絵画、「唐宮仕女図」、「韓熙載夜宴図」を紹介する。 | |
第3回 | 北宋の絵画、范寛「谿山行旅図」、郭熙「早春図」を紹介する。 | |
第4回 | (彫刻)仏教美術、仏教美術における中国化、日本の仏教美術を紹介する。 | |
第5回 | (工芸)北宋磁器、日本、南宋絵画を紹介する。 | |
第6回 | 明代絵画(戴進)、清代絵画、揚州八怪(鄭板橋など)説明する。 | |
第7回 | 郎世寧「百駿図」、揚州八怪、美術の商業化を紹介する。 | |
第8回 | 海上派、美術革命、洋画運動について解説する。 | |
第9回 | 魯迅と版画、日中戦争時の美術、延安の美術について説明する。 | |
第10回 | 京津派、嶺南派と近代日本画について紹介する。 | |
第11回 | 豊子愷と竹久夢二①、豊子愷と竹久夢二②について紹介する | |
第12回 | 美術家協会、伝統絵画と「水墨写実」、革命歴史画、新年画、文革美術、農民画について紹介する | |
第13回 | 新年画、文革美術、農民画、転換期について解説する | |
第14回 | 85美術運動、90年代中国現代美術 中国の美術オークションについて解説する | |
授業の運営方法 | 毎回、授業内容に関する重要事項をパワーポイントや板書しつつ説明し、スライドや動画を使って作品説明と鑑賞を行います。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 提出物に対して、授業の最初に紹介します。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 100% | 穴埋め問題10問、記述式問題2問で、合計100点のテスト(テスト直前に出題範囲の20問プリント配布する。 |
テキスト | 東西文化研究会編『東洋美術概論』(2023年)を使用する予定 |
参考文献 | 『世界美術大全集』東洋編 第1巻〜第17巻、海老根聰郎ほか編、小学館、ISBN 4096010510 ほか |
その他、履修生への注意事項 | 美術展、特に東洋絵画・水墨画展の観賞について、各自で行ってください。 評価についての補足です。 ・期末テストにおいて教科書の持ち込みは可能です。 ・60点以上を合格とし、獲得点数の多いものに高い評価を与えます。 ・授業中にスライドで見せた作品について、意見や感想をリアクション・ペーパーに記入してもらい、積極性と集中力をもって見ていたかどうかを吟味して評価に加えます。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 人文学科】 |