科目名 | 現代日本社会 | |
担当者 | 松井 慎一郎 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 現代日本と戦争 |
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授業の達成目標 | 昭和史を総合的に説明できるようになる。基礎的な史料読解力が身につくようになる。 |
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今年度の授業内容 | 戦後75年以上が経過し、日本の社会において戦争の記憶が急速に失われつつある。300万人以上もの犠牲者を出してしまったアジア・太平洋戦争(「大東亜戦争」)とはいかなる戦争であったのか。広大な中国を相手にしながら、産業力において圧倒されていたアメリカとの戦争に踏み切ったのはなぜか。また、そもそもなぜ中国と戦うことになったのか、等々。悲劇の道を歩むこととなった軍国主義時代の日本を検証していく。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 各回で取り上げる事項に関する予備知識を持った上で臨むこと。授業中の疑問点や不明点は、教員への質問や参考文献(プリントの末尾に記載)の読解によって解決すること。 | 合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 日頃よりニュースや新聞等を通じて現代社会への関心を持つこと。 | |
第1回 | オリエンテーション(本講義の目的と概要) |
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第2回 | 満洲事変と「満洲国」樹立(1)−ヴェルサイユ・ワシントン体制− |
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第3回 | 満州事変と「満洲国」樹立(2) −柳条湖事件と上海事変 − |
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第4回 | 日中全面戦争(1)−華北分離工作から盧溝橋事件へ− |
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第5回 | 日中全面戦争(2)−「泥沼化」した戦争− |
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第6回 | アジア・太平洋戦争の勃発(1)−日独伊三国同盟の締結 − |
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第7回 | アジア・太平洋戦争の勃発(2) −真珠湾攻撃− |
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第8回 | 「大東亜共栄圏」の実態(1)−南方進出− |
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第9回 | 「大東亜共栄圏」の実態(2)−皇民化政策− |
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第10回 | 「玉砕」と「特攻」(1)−無降伏主義− |
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第11回 | 「玉砕」と「特攻」(2)−「十死零生」の戦術 − |
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第12回 | 「大日本帝国」の崩壊(1)ー本土空襲ー |
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第13回 | 「大日本帝国」の崩壊(2)ー終戦ー |
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第14回 | まとめ |
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授業の運営方法 | 講義形式で進める。講義終了後、コメントシートの記載を行う。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | コメントシートの返却をポータル上にて行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
小論文・レポート | 70% | |
授業参加 | 30% |
テキスト | プリントを配布する。 |
参考文献 | 授業のなかで指示する。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 人文学科】 |