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科目名近世日本文学
担当者石井 正己
開講期2025年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業形態対面(全回対面)
オンライン実施回
全回対面
授業題目菅江真澄の遊覧記を読む
授業の到達目標江戸後期に北東北・南北海道を歩いた菅江真澄(すがえ・ますみ)が書き残した遊覧記を読み、その意義を理解することができる。
今年度の授業内容講義形式で、菅江真澄が描いた図絵を本文とともに読み解きながら、200年前の北東北・南北海道の風景と生活をとらえる。特に、遊覧記の主題や構造、表現に着目し、近世文学の特色について理解する。
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について必ず事前に該当個所を一読し、疑問をもって授業に臨む。  

1回平均約190分
自習に関する一般的な指示事項遊覧記を読んで学んだことを、現代の多様な文化の理解や進展につなげる発想を身に付ける。
授業の特徴(アクティブラーニング)リアクションペーパー
第1回授業の説明、課題の提出方法

第2回菅江真澄の人生と作品

第3回信濃(長野県)の旅

第4回南部(岩手県)の旅

第5回蝦夷地(北海道)の旅① 西海岸を歩く    

第6回蝦夷地(北海道)の旅② 東海岸を歩く

第7回下北(青森県)の旅

第8回津軽(青森県)の旅

第9回秋田の旅① ハタハタと年の市

第10回秋田の旅② 不思議な岩と人形神

第11回秋田の旅③ 氷下漁とナマハゲ

第12回図絵の旅① 『粉本稿』

第13回図絵の旅② 『百臼の図』

第14回授業の総括、課題の返却
授業の運営方法①映像をつかいながら、対面の授業で行う。
②出席は毎回、「スマホ出席」で登録してください。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法授業の最後に返却する。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
小論文・レポート 100% 授業のたびに課題文を書く。
テキスト 石井正己編・解説『菅江真澄 図絵の旅』角川ソフィア文庫
参考文献 授業中に適宜指示する。
関連ページ 秋田県立博物館菅江真澄資料センターのホームページ。
その他、履修生への注意事項 特になし。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】
実務経験の概要 特になし。
実務経験と授業科目との関連性 特になし。