科目名 | 工芸基礎実習I(入門) | |
担当者 | 岩崎 裕純 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 実習 | |
授業題目 | 生活用品のデザイン及び制作 | |
授業の達成目標 | 工芸とは、用の美と言われるように機能を含めたデザイン性、作品としての芸術性などの条件を満たし、素材の圧倒的な存在感を持つ優れた造形物と言える。この授業では古来から培ってきた技術と素材の知識を実習で学ぶ。学生は課題を通してデザインから完成までの制作プロセスを説明できるようになる。 | |
今年度の授業内容 | この実習では、用途のあるモノ(ペーパーナイフ、ネームプレート、スプーン、皿、アクセサリー等)をデザインし、金属や木を用いて作品制作する。用の美をふまえ、素材を選び加工方法を習得する。デザインコンセプトをまとめて人へ伝える大切さ、ものづくりの楽しさや難しさを体験して欲しい。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 準備学修として1~2時間程度、日常の生活用品に目を向け、デザイン性・機能性を考え、制作の参考になる資料を収集しておくこと。 | 合計7.5時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 積極的にアート、クラフト作品の鑑賞を心掛けてほしい。 | |
第1回 | 課題説明(ガイダンス)、作品制作 課題1(エスキース、デザイン画作成)*筆記用具持参 | |
第2回 | 作品制作 課題1 (加工道具の説明、加工体験) | |
第3回 | 作品制作 課題1 (素材選び) | |
第4回 | 作品制作 課題1 (材料取り、糸鋸の使い方説明) | |
第5回 | 作品制作 課題1(材料の削り方、技法の説明) | |
第6回 | 作品制作 課題1(カービング、フォルムの成形) | |
第7回 | 作品制作 課題1(表面仕上げ、微調整) | |
第8回 | 作品制作 課題1完成(磨き、塗装仕上げ) | |
第9回 | 作品制作 課題2(アイデア出し、エスキース、デザイン画作成) | |
第10回 | 作品制作 課題2(バンドソーの使用方法の説明) | |
第11回 | 作品制作 課題2(金属の加工法について) | |
第12回 | 作品制作 課題2(金属及び木材加工) | |
第13回 | 作品制作 課題2(表面仕上げ、着色について) | |
第14回 | 作品制作 課題1,2の講評会 | |
授業の運営方法 | 実習課題の制作過程においてアドバイスをします。初心者でも安心して楽しく安全に作業ができるよう個別指導します。 14回の授業内に2作品以上、制作します。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 授業終了後、毎授業ごとに制作過程の画像をポータルを通して提出してもらい、次回の進め方やポイントなどを個別にコメントします。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
授業参加 | 60% | 積極的な授業態度、作品の完成度 |
その他 | 40% | 授業に対する意欲、作業手順の理解 |
テキスト | 必要に応じた資料配布及びポータルを利用した画像添付 |
参考文献 | 新しい工芸Ⅲ 木でつくる-基礎から実践まで- 手づくりする木のカトラリー(増補改訂新版) |
関連ページ | https://www.kawachiayaka.com/ http://www.urbanoleecopark.com |
その他、履修生への注意事項 | 実習費:2500円 *筆記用具持参 本学のポータル機能で課題内容を確認して各自制作を行う。「授業関連」メニューから「課題提出」を選択し、制作画像を添付して「課題提出」することで出席となります。制作の進行具合により授業スケジュールが多少前後する場合があります。 制作の進行具合により授業スケジュールが多少前後する場合があります。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 人文学科】 |
実務経験の概要 | 工芸 |
実務経験と授業科目との関連性 | 工芸の分野を通して手仕事の実習を行う。 |