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科目名デザイン基礎実習I(入門)
担当者茂木 一司
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数1単位
授業の方法実習
授業題目美術科教育のデザイン領域に必要な基礎を学ぶ
授業の達成目標色彩学習を通して、基礎的な造形感覚や創造的な発想力を学ぶ。構成・基礎デザインの学習から、私たちの生活を豊かにするデザインの哲学や表現 技法まで幅広いデザイン概念の基本を実習を通して学び、基礎的なデザイン知識・技法を習得し、目的を持って表現できるようにする。
今年度の授業内容中学校美術科教育の題材・教材研究に必要な色と形などの造形要素やそのリテラシーを具体的な実習を通して学ぶ。今年度は、色彩をテーマにした「表現」と「鑑賞」題材を研究し、最終的にプロジェクト学習を体験する。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について日頃から生活(衣食住)の中にあるモノのデザイン(色やかたちなど)に注目したり、ユニバーサルデザインなどの社会の中にある出来事(コト、機能など)のデザインに注意を払うなど、高い意識で見たり考えたりすることを心がけてください。 合計7.5時間
自習に関する一般的な指示事項生活する中で色や形などがどのような役割を持っているのかを自分の日常生活の中で考えてください。衣食住を通して、心地よいものを探すとか、美術館やギャラリーのような特別な場所で気に入った絵画やデザインの作品を見ることも大切です。書籍や雑誌、メディア空間にあるさまざまな情報を整理し、自分の表現や鑑賞を探求してください。
第1回授業のガイダンスと自己紹介ワークショップ
第2回色彩の基礎を学ぶ① 色相環ワークショップとPCCSの基礎理論
第3回色彩の基礎を学ぶ② 色の見える仕組みとドローイングワークショップ
第4回色彩の基礎を学ぶ③ PCCSとトーン 同系配色の理論と方法

第5回色彩の基礎を学ぶ④ PCCSとトーン 類似配色の理論と方法
第6回色彩の基礎を学ぶ⑤  PCCSとトーン 対比配色の理論と方法
第7回色彩の基礎を学ぶ⑥ 色の三属性と対比
第8回色彩の基礎を学ぶ⑦ 日本の色 かさねの色目(外部講師予定・オンライン)
第9回PBL学習課題:「色彩をテーマにしたプロジェクトを考えてみよう!」①テーマの調査:色彩がどんな機能を持っているかを心理学、アート・デザイン学などを通して調べ、自分たちなりの研究目標(問い)を立てる
第10回PBL学習課題:「色彩をテーマにしたプロジェクトを考えてみよう!」②テーマ内容の実践:決めたテーマを分担して深掘りし、持ち寄って、議論し、方向付けをする
第11回PBL学習課題:「色彩をテーマにしたプロジェクトを考えてみよう!」③内容の精査・再検討
第12回PBL学習課題:「色彩をテーマにしたプロジェクトを考えてみよう!」④内容の修正とデータの考察・まとめ
第13回PBL学習課題:「色彩をテーマにしたプロジェクトを考えてみよう!」⑤発表会
第14回PBL学習課題:「色彩をテーマにしたプロジェクトを考えてみよう!」⑤発表会

授業の運営方法講義及び演習(実習)で進めます。
 遠隔授業の実施に関しては、ZOOM によるリアルタイム授業を基本とする(ID パスワードは事前に通知する)。具体的な内容は「その他、履修生への注意事項」を参照のこと。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法各回の発表内容に対して、教員が講評を行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 50% 作品制作によるレポートを作成・提出し、評価する
授業参加 50% 授業への参加度・積極性
テキスト 日本色彩教育研究会『しる・みる・つかうシリーズ1 色彩ワークショップ』日本色研事業株式会社
トーナルカラー93色B6、日本色研事業株式会社
ケントブロック
参考文献 茂木一司他編『色のまなび事典 全3巻』星の環会
その他、履修生への注意事項 ・テキストと材料費に2500円かかります(テキスト欄参照)。
・<遠隔授業時における出席の取り方>
○ 遠隔授業日は、授業終了後にポータルを通じての課題提出をもって出席とする。
<遠隔授業の実施方法>
 ○ Zoom を使いリアルタイムで行う。URL(ID パスワード) は授業開始前にポータルの掲示を通じて連絡する。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】