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科目名人文学研究入門E
担当者松井 慎一郎
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次2年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目史料からたどる近代日本の戦争
授業の達成目標

日本近代史(明治から大正期)を総合的に説明できるようになる。また、基礎的な史料を読解できるようになる。

今年度の授業内容

近代日本は、台湾出兵、甲申事変、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦というように、10年おきに対外戦争を繰り返す、まさに「戦争の時代」であった。本講義では、それぞれの戦争における基本文献・史料の紹介および講読を行う。

準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について各回で取り上げる事項に関する予備知識を持った上で臨むこと。授業中の疑問点や不明点は、教員への質問や参考文献(プリントの末尾に記載)の読解によって解決すること。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項

日頃よりニュースや新聞等を通じて現代社会への関心を持つこと。

第1回

オリエンテーション

第2回幕末の外患
第3回

明治維新と富国強兵(1) −国民皆兵−

第4回

明治維新と富国強兵 (2)−福沢諭吉の対外認識−

第5回

朝鮮問題(1)−征韓論と江華島事件−

第6回

朝鮮問題(2)−壬午軍乱と甲申事変−

第7回

日清戦争(1)−7月23日戦争−


第8回

日清戦争(2)−清国・台湾民主国との戦い −


第9回

日露戦争(1)−恐露病とアジア情勢−

第10回

日露戦争(2)−反露から征露へ−

第11回

韓国併合(1)−日韓協約と義兵戦争−

第12回

韓国併合(2) −植民地・朝鮮−

第13回

第一次世界大戦(1)−日独戦争−

第14回

第一次世界大戦(2)−シベリア戦争−

授業の運営方法講義形式で進める。講義終了後、コメントシートの記載を行う。

課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法コメントシートの返却をポータル上にて行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
小論文・レポート 70%
授業参加 30%
テキスト

プリントを配布する。

参考文献

授業のなかで指示する。

その他、履修生への注意事項

卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】