科目名 | 日本外交史 | |
担当者 | 伊藤 隆太 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 日本外交史 | |
授業の達成目標 | 日本外交にかかる基礎的な知識と関連する国際政治学の知識を習得する。 |
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今年度の授業内容 | 明治維新から太平洋戦争にいたる日本外交を学習する。なぜ日中戦争はエスカレーションして泥沼に陥ったのか。なぜ日本は約八倍の国力を持つアメリカに開戦をしたのか。こうした日本外交史における歴史上のパズルをみんなで楽しく考えていきます。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 事前に指定した教科書の該当箇所をお読みいただければ幸いです。 | 合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 高校で使った日本史の教科書のうち、明治維新から太平洋戦争までの期間を適宜読み直してください。いろいろな興味関心を持って、授業に臨んでいただけると、より充実した時間になると思います。 | |
第1回 | イントロダクション | |
第2回 | 日本外交史をなぜ学ぶのか | |
第3回 | 国際政治とは何か | |
第4回 | 明治維新 | |
第5回 | 日清戦争 | |
第6回 | 日露戦争 | |
第7回 | 満州事変 | |
第8回 | 日中戦争 | |
第9回 | 日独伊三国軍事同盟 | |
第10回 | 日ソ中立条約 | |
第11回 | 真珠湾奇襲 | |
第12回 | 日本外交史への学際的アプローチ | |
第13回 | 日本外交史と国際政治理論 | |
第14回 | 日本外交史と現代国際政治 | |
授業の運営方法 | 皆さん、はじめまして。伊藤隆太です。この授業では、日本外交史を中心にしつつ、国際政治学の基本的な知識を学んでいきます。授業内容はシラバスに記載されている内容を踏まえつつ、皆さんの理解度などの状況をみて臨機応変に決めてまいります。場合によっては日本外交史のうち、扱い期間などを多少調整する可能性もあります。なお、講義については、15時間の授業をもって1単位とします。 はじめて学ばれる方でも楽しく参加できるようにしてまいりますので、ぜひお気軽に参加いただければ幸いです。間違っていても構わないので、積極的に発言をしてください。受講者の皆さんと活発な議論ができることを期待しております。質問はいつでも歓迎いたします。授業中、授業外を問わず、わからないことがあればすぐに聞いて下さい。メールでの質問も随時お受けいたします。 皆さんの事前知識にはばらつきがあると想定されますので、成績は授業に一生懸命取り組んでくださった姿勢がみられる限り、できる限り、皆さんにとって良い成績を付けたいと思っております。教科書を調べながら答える、簡単な授業内小テストを毎回行い、それらに真面目に取り組んでくださったか、で評価を決めます。単純に答案のレベルで成績を決めるのではなく、授業への参加姿勢を重視しておりますので、はじめて日本外交史を学ぶ方もご安心ください。ですので、短い大学生活の間で自分を成長させる貴重な機会だと思い、ぜひお気軽に主体的に授業に参加してください。僕も充実した授業ができるように、一生懸命頑張ってまいります。 短い間ではありますが、皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 授業内に課題の模範解答例を説明する。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない。 |
小論文・レポート | 60% | 授業内小テストを実施し、その内容で主に成績を評価する。 |
授業参加 | 40% | 授業の出席、発言なども成績に反映する。 |
テキスト | 主な教科書 伊藤隆太『進化政治学と国際政治理論――人間の心と戦争をめぐる新たな分析アプローチ』(芙蓉書房出版、2020年)。 |
参考文献 | 参考になる書籍 井上寿一『日本外交史講義』(岩波書店、2003年)。 |
その他、履修生への注意事項 | 授業は授業は必ずしもシラバス通りに進むわけではなく、皆さんの理解度に応じて、臨機応変に授業内容を調整してまいります。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 人文学科】 |
実務経験の概要 | 日本国際問題研究所の研究員 |
実務経験と授業科目との関連性 | 日本外交の根底にある基調を実務経験をもとに講義する。 |