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科目名西洋史概説A
担当者早川 理穂
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目西洋史(古代から近代まで)
授業の達成目標歴史学の基礎や古代から近代(古代ギリシアからフランス革命)までの西洋史の基礎的知識を身につけ、正確に説明できるようになる。西洋世界の成り立ちを知ることで、西洋の文化や社会についての理解を深められるようになる。 
今年度の授業内容古代ギリシアからフランス革命に至るまでの西洋史の基本的な知識を身につけ、西洋の歴史のおおまかな流れを理解できるようにする。また、歴史学の方法論について学び、歴史学とは何か、という問題意識を養う。様々な歴史的事象の因果関係を意識し、現在の出来事も歴史の因果関係の上に起こっているということを理解できるようにする。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について授業で扱う時代について高校世界史の教科書や歴史の概説書で流れを理解しておく(予習、2時間)。受講後、配布プリントやノートを参照しながら内容を整理するとともに、紹介された関連文献を読む(復習、2時間)。
合計56時間
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項高校世界史の大まかな内容は学習済みという前提で進めていくので、受講前に該当箇所に目を通しておくこと。
第1回イントロダクション 歴史学とは何か



第2回古代ギリシアの民主政と古典文化
第3回古代ローマ帝国の繁栄
第4回古代ローマ帝国の衰退
第5回古代から中世へ 西ヨーロッパ世界の成立
第6回中世ヨーロッパとキリスト教
第7回中世都市の成立
第8回ルネサンス
第9回宗教改革
第10回近世ヨーロッパの形成 主権国家体制の成立
第11回近世国家の統治-イギリス
第12回近世国家の統治―フランス
第13回市民革命の時代 ーイギリスの革命、アメリカの革命
第14回市民革命の時代ーフランスの革命
授業の運営方法随時プリントを配布するので自分でとったノートとあわせてよく見直し、内容をよく理解すると同時に、紹介する参考文献を読み理解を深める。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法授業内課題は授業時に、期末レポートに対する総評はポータル上で示す。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
小論文・レポート 70% 期末レポート
授業参加 30% 授業に関する授業内課題、授業への積極的取り組み
テキスト 使用しない。随時プリントを配布する。
参考文献 『世界の歴史』編集委員会編『新 もう一度読む山川世界史』山川出版社、2017年、金澤周作監修『論点・西洋史学』ミネルヴァ書房、2020年、中井義明他 『教養のための西洋史入門』ミネルヴァ書房、2016年。ジャック・ル・ゴフ(前田耕作監訳、川崎万里訳)『子どもたちに語るヨーロッパ史』ちくま学芸文庫、2009年。
その他、履修生への注意事項 高校の世界史教科書に目を通しておくこと。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】