科目名 | コミュニケーション心理学 | |
担当者 | 三尾 眞由美 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | コミュニケーション心理学 | |
授業の達成目標 | 今年度の「コミュニケーション心理学」の授業目標は、人は他者との関係性の中で⽣きていることを理解し、良好な人間関係や信頼関係を築くための効果的なコミュニケーション方法を理解し、実践できるようになることです。コミュニケーションの基本構造の3要因として、①送り手②受け手③記号を取り上げ、具体的に①送り手としては、アサーションスキル等を理解し身につける。②受け手としては、すべての基本となる傾聴のスキルを理解し身につける。③やり取りされる記号について概観する。それらの周辺にある、認知のプロセス、説得と抵抗、非言語コミュニケーションについても学び有効なコミュニケーションの方法として使えるようにする。 | |
今年度の授業内容 | 今年度の授業では、社会においてコミュニケーションスキルを向上させるための基礎知識を提供し身につけられるように実習ワークをします。言語的および非言語的なコミュニケーション方法、意思・情報伝達に必要な要素、相手の立場や状況に応じたコミュニケーションのあり方、説得と抵抗、SNS、マスメディア、chatGPTなどの生成AIの影響などを取り上げます。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 教科書の該当するページを読み、疑問に思うことを予め整理しておく。講義終了後は、配付プリントや講義ノートを⾒直して、⾃分なりにまとめ直し理解を深めておくこと。 | 合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | コミュニケーションに関する研究は、情報処理、社会学、政治学などの領域でも研究されている。幅広い視野をもって身の回りのコミュニケーションのあり方とその背景にある人の心というものに関心を持って欲しい。 | |
第1回 | 第1回 オリエンテーション・コミュニケーションとは | |
第2回 | 第2回 コミュニケーションの背景と基礎 | |
第3回 | 第3回 自己受容と他者理解 | |
第4回 | 第4回 傾聴 アクティブリスニング | |
第5回 | 第5回 アサーティブ・コミュニケーション | |
第6回 | 第6回 認知モデル 認知行動療法 | |
第7回 | 第7回 OKSプログラム メタ認知という考え方 | |
第8回 | 第8回 カウンセリングコミュニケーション | |
第9回 | 第9回 コミュニケーションが求められる職場 | |
第10回 | 第10回 コミュニケーションストーリー | |
第11回 | 第11回 「伝える」技術 説得的コミュニケーション | |
第12回 | 第12回 説得的コミュニケーションに関するビデオの視聴/魔法の言葉 | |
第13回 | 第13回 誰一人取り残さないコミュニケーションとは | |
第14回 | 第14回 課題発表・講評 | |
授業の運営方法 | テキストに添って、理論だけではなく実習ワーク・文献購読等を行い楽しくコミュニケーションできるように進めていく。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 毎回の授業で提出して貰うミニレポート(200字程度の感想と考察)はポータルで回収し、後⽇、その中から特徴的な⾒解を紹介致します。誤解があることが分かれば、それについての解説を⾏います。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 75% | 授業内容、教科書からの出題(75点) |
小論文・レポート | 0% | 実施しない |
授業参加 | 25% | 毎授業後、感想・考察ミニレポートを提出 |
その他 | 0% | アンケートに答えていただくことがあります(評価外) |
テキスト | 新版コミュニケーションのモノサシ 同友館 三尾眞由美著 2,420円(本体2,200円+税)9784496056475 2023年 |
参考文献 | 必要に応じて、授業内で適宜指示する。 |
その他、履修生への注意事項 | できる方は、なるべくコミュニケーション障害論も同時受講されることを推奨いたします。ゲストスピーカーを迎える準備をしています。その場合、授業スケジュールが変わる可能性があります。 出欠のとり方などは掲示で指示します。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 人文学科】 カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】 カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】 |