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科目名芸術芸能実習(茶道)
担当者横田 恭三、田原 貴美子
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数1単位
授業の方法実習
授業題目茶道の点前、知識、精神を学ぶ
授業の達成目標
1.裏千家の作法に従い和菓子(干菓子、主菓子)、薄茶を頂くことができるようになる
2.薄茶が上手に点てられるようになる
3.盆略点前ができるようになる
4.茶事茶会、茶道史、茶道具、茶菓子、茶花、茶室などについて、授業で使用する教科書に沿って理解し盆略点前で使用する道具組を自分で行うことができるようになる
今年度の授業内容実技‥点前を部分ごとに習得し(割稽古)、最終的には盆略点前ができるようになる
また毎回薄茶を点て、菓子とともにその薄茶を頂くことで作法通りの客の所作を身につけるようにする


講義‥茶道に関する様々な分野(茶事茶会、茶道具、茶道史、茶と禅、茶席の花、懐石、菓子、茶室、露地)を理解する
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について事前にその週に行う実技に関して教科書の関連個所を読む、またはStreamに配信している動画を視聴し内容を理解しておく
授業後は再度同じ所作を自宅で行い出来ていない部分は予習と同様に教科書や動画を見て習った所作が出来るようになるまで復習を行う
合計7.5時間
自習に関する一般的な指示事項東京国立博物館、根津美術館、五島美術館、三井記念館などに行き歴史ある茶道具や茶室、茶庭を実際に見る


第1回実技はなし
講義…ガイダンス、茶事茶会について
第2回実技…座り方、立ち方、歩き方、お辞儀の仕方、席入り、帛紗のたたみ方、腰への付け方、薄茶の頂き方、主菓子の頂き方

第3回実技…帛紗の捌き方、棗の拭き方、茶杓の拭き方

第4回実技…茶巾のたたみ方、茶碗への仕組み方

第5回実技…茶筅通し、点前座への歩き方

第6回実技…割稽古総復習

第7回実技…盆略通しと客の作法、採点基準の解説

第8回講義…茶道史、茶道具、花、懐石、菓子、茶、禅、歳時記、露地、茶室

第9回実技…盆略点前練習 第一グループ

第10回実技…盆略点前練習 第二グループ

第11回実技…盆略点前練習 第三グループ

第12回実技…盆略点前実技テスト 第一グループ

第13回実技…盆略点前実技テスト 第二グループ

第14回実技…盆略点前実技テスト 第三グループ
授業の運営方法和室にて実技を行う
実技では盆略点前ができるよう割稽古から順に解説を行う
客の作法を学ぶため、毎回(初回及び講義日を除く)菓子と薄茶を頂く
薄茶を毎回(初回及び講義日を除く)自分で点てる

初回及び講義日において様々な茶道に関する知識を習得する
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法実技(練習および本番のテスト)では一人一人所作を見ながら間違えている場合はその場で指摘し解説を行う
講義では終了後ミニテストを行い、次回の授業にて回答の解説を行う
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 60% 小テスト、期末レポート
その他 40% 実技(盆略点前、客の作法)による評価
テキスト 裏千家茶道/裏千家今日庵監修/財団法人今日庵制作/900円(消費税別)
参考文献 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―森下典子/著
https://www.shinchosha.co.jp/book/136351/


その他、履修生への注意事項 ※履修者にはStreamの動画視聴のため、Teamsに参加していただきます。チームコードは l6tco35

・実習費は4500円となります。(菓子、抹茶代)

・第2回目授業まで帛紗セット(帛紗、懐紙、扇子、菓子切、菓子切入れ)、白い靴下、教科書をご用意ください。←すべて生協で販売していますがご自身で購入されても構いません。
白い靴下をお忘れの場合は生協にて購入していただきます

・髪が長い場合は結んで頂きます

・受講者で希望者には、裏千家茶道初級の資格を取り次ぎます。

卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】
カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】
カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】
実務経験の概要 財団法人今日庵に在職中、裏千家駐在講師として北京に赴任し、北京外国語大学、中国仏学院、日本大使公邸大使館婦人部、裏千家北京同好会等にて茶道の指導を行う。
また中国各地において茶道の紹介をおこなう。
現在は自宅及びその他数か所の稽古場で指導を行う。
裏千家助教授
実務経験と授業科目との関連性 裏千家海外駐在講師としてまた、現在も茶道家として数か所にて稽古場を持ち指導を行っている経験から点前や知識、茶の精神について解説する