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科目名芸術芸能実習(茶道)
担当者横田 恭三、田原 貴美子
開講期2023年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数1単位
授業の方法実習
授業題目茶道の点前、知識、精神を学ぶ
授業の達成目標1.作法に従いに和菓子(干菓子、主菓子)、薄茶を頂くことができるようになる。
2.盆略点前ができるようになる
3茶事茶会、茶道史、茶道具、茶菓子、茶花、茶室などについて、授業で使用する教科書に沿って理解し茶道文化検定4級程度相当の知識を習得する。
今年度の授業内容実技‥点前を部分ごとに習得し(割稽古)、最終的には盆略手前ができるように学ぶ。
また毎回、菓子、薄茶を頂くことで作法通りの所作を身につけるようにする。

講義‥茶道に関する様々な分野(茶事茶会、茶道具、茶道史、茶と禅、茶席の花、懐石、菓子、茶室、露地)を理解する
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について事前にその週に行う実技に関して教科書の関連個所を読む、またはStreamに配信している動画を視聴し内容を理解しておく。
授業後は再度同じ所作を自宅で行い出来ていない部分は予習と同様に教科書や動画により出来るようになるまで復習を行う。
合計7.5時間
自習に関する一般的な指示事項東京国立博物館、根津美術館、五島美術館、三井記念館などに行き歴史ある茶道具や茶室、茶庭を実際に見る。

 第1回実技はなし
講義…ガイダンス
 第2回実技…座り方、立ち方、歩き方、お辞儀の仕方、席入り、帛紗のたたみ方、腰への付け方、薄茶の頂き方、干菓子の頂き方
講義…茶事茶会について
 第3回実技…帛紗の捌き方、棗の拭き方、茶杓の拭き方、主菓子の頂き方
講義…茶道史Ⅰ
 第4回実技…茶巾のたたみ方、茶碗への仕組み方
講義…茶道史Ⅱ
 第5回実技…茶筅通し、点前座への歩き方
講義…茶道具Ⅰ
 第6回実技…割稽古総復習
講義…茶道具Ⅱ
 第7回実技…盆略通しと客の作法、採点基準の解説
講義…茶席の花、懐石、菓子Ⅰ
 第8回実技…盆略点前1回目
講義…茶席の花、懐石、菓子Ⅱ
 第9回実技…盆略点前1回目
講義…茶と禅
 第10回実技…盆略点前1回目
講義…茶道歳時記
 第11回実技…盆略点前実技テスト
講義…露地
 第12回実技…盆略点前実技テスト
講義…茶室Ⅰ
 第13回実技…盆略点前実技テスト
講義…茶室Ⅱ
 第14回月曜日は1時限130分13回で実施
 第15回月曜日は1時限130分13回で実施
授業の運営方法和室にて実技を行い、その後教室移動をして講義を行います。
遠隔授業の実施に関してはTeamsを利用したリアルタイム配信およびStreamによるオンデマンド形式による映像配信となります。
具体的内容は「その他、履修生への注意事項」を参照のこと。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法実技(1回目および本番のテスト)では一人一人所作を見ながら間違えている場合はその場で指摘し解説いたします。
講義では毎回1分程度のミニテストを行い翌週返却及び解説を行います。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 36% 小テスト
授業参加 26% 対面授業時は積極的な授業態度、遠隔授業時には小テスト提出により評価
その他 38% 実技(盆略点前、客の作法)による評価
テキスト 裏千家茶道/千宗室 千玄室監修/財団法人今日庵制作/900円(消費税別)
参考文献 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―森下典子/著
https://www.shinchosha.co.jp/book/136351/


その他、履修生への注意事項 ・全面対面授業では和室で実技を行い、そのあと教室を移動して講義を30分程度行いその後ミニテストを行います。
・分散登校の場合、対面授業時では全面対面授業と同じ形式、遠隔授業時には実技はTeamsにて対面授業を同時配信、講義はStreamによりオンデマンドにて配信し、映像を視聴後ポータルの「テスト管理」によってミニテストを行います。テスト提出により出席となります。
・全面遠隔授業となった場合は、実技はTeamsにて行い、講義はStreamにてオンデマンドにて配信します。映像を視聴後ポータルの「テスト管理」によってミニテストを行い、テスト提出によって出席となります。

※上記いづれの場合でも評価方法や基準は変わりません。
※履修者にはStreamの動画視聴のため、Teamsに参加していただきます。チームコードは l6tco35

・実習費は4500円となります。(菓子、抹茶代)

・初回授業まで帛紗セット(帛紗、懐紙、扇子、菓子切、菓子切入れ)、白い靴下、教科書をご用意ください。←すべて生協で販売していますがご自身で購入されても構いません。
白い靴下をお忘れの場合は生協にて購入していただきます。

・受講者で希望者には、裏千家茶道初級の資格を取り次ぎます。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】
カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】
カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】
実務経験の概要 茶道家(裏千家助教授)
実務経験と授業科目との関連性 財団法人今日庵に在職中、裏千家駐在講師として北京に赴任し、北京外国語大学、中国仏学院、日本大使公邸大使館婦人部、裏千家北京同好会等にて茶道の指導を行う。
また中国各地において茶道の紹介をおこなう。
現在は自宅及びその他数か所の稽古場で指導を行う。