科目名 | 化粧の心理学 | |
担当者 | 九島 紀子 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 集中講義 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 化粧の心理学 | |
授業の達成目標 | 化粧は古来より途切れることなく行われてきており、現代でも多くの人々が化粧をしている。 その化粧について心理学的な視点から学び、以下の4点を達成目標とする。 ①化粧が人々の心や行動に影響を及ぼしていることを理解できる。 ②他者の顔や化粧により自分の心や行動に影響を受けていることを理解できる。 ③自分の顔や化粧が他者の心や行動に影響を与えていることを理解できる。 ④その上で適切な化粧ができるようになる。 |
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今年度の授業内容 | 「なぜ私たちは化粧をするのだろうか?」ということをメインテーマに講義を行う。 化粧とは何か、化粧の歴史を概観した上で、化粧に関する心理学について概説していく。 化粧の心理学は、心理学の各領域からの概説を行っていく。様々な視点に立ち、なぜ私たちは化粧をするのか考察していく。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | (予習:30分)各回のテーマに関連する文献、インターネットや新聞の記事などを読むこと。 (復習:30分)各回の授業内容をまとめ、自身の考えを書くこと。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 主体的に講義に取り組み、自分なりに化粧について考えること。また、化粧に関するニュースなどを確認すること。 | |
第1回 | オリエンテーション なぜ私たちは化粧をするのだろうか? | |
第2回 | 化粧とは | |
第3回 | 化粧の歴史 | |
第4回 | 化粧の心理学とは | |
第5回 | 化粧×生理心理学 スキンケア・フレグランス | |
第6回 | 化粧×臨床心理学 化粧セラピー | |
第7回 | 化粧×知覚/認知心理学 錯視とメイク | |
第8回 | 化粧×社会心理学 顔の印象 | |
第9回 | 化粧×社会心理学 顔の魅力 | |
第10回 | 化粧×社会心理学 化粧の心理的(対自的)効用 | |
第11回 | 化粧×社会心理学 化粧の心理的(対他的)効用 | |
第12回 | 化粧×社会心理学 ヘアスタイル | |
第13回 | 化粧×社会心理学 男性化粧 | |
第14回 | 化粧×比較文化心理学 化粧の国際比較 | |
授業の運営方法 | 本講義は全15回GoogleClassroomを使用してオンデマンド配信を行う。 出席の確認も含めて、毎回GoogleClassroom上で課題を課す。 そのため、受講希望者はGmailアドレスを事前に取得し、GoogleClassroomを使用できる環境を準備しておくこと。 *注意事項参照 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 適宜コメントする。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 50% | |
授業参加 | 50% | 1/3(=5回)休んだ場合は評価基準を満たさないものとするので注意すること。 |
参考文献 | 大坊郁夫 編『化粧行動の社会心理学:化粧する人間のこころと行動』、北大路書房、2001年、2500円、ISBN:4762822264 鈴木公啓 編『装いの心理学:整え飾るこころと行動』、北大路書房、2020年、2700円、ISBN:4762831034 |
その他、履修生への注意事項 | 本講義は集中講座となるため、多くのワークを取り入れながら進めていく予定である。 積極的な発言、グループワーク等での協力姿勢を求める。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 人文学科】 カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】 カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】 |