科目名 | 韓国文化 | |
担当者 | 荻野 千尋 | |
開講期 | 2025年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業形態 | 対面(全回対面) | |
オンライン実施回 | — | |
全回対面 | ||
授業題目 | 韓国の文化的背景:野外で皆と寛ぐ文化 | |
授業の到達目標 | 毎回のテーマやトピックについて ・韓国における現況を簡単に説明できるようになる。 ・韓国と日本を比較し、類似点と相違点を指摘できるようになる。 |
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今年度の授業内容 | 朝鮮半島の中でも特に現代韓国の文化全般についての理解を深めることを目的とする。具体的に自然環境をはじめ衣食住環境を概観したのち、考え方や行動の背景となる宗教文化や社会規範を学ぶ。これらの背景が土台となり、韓国人がどのような場所を作り上げるのかについて「野外で皆と寛ぐ文化」を一例にあげ、日本との比較を通じて分析する。一学期間で韓国の社会や文化、人々の考え方について具体的にイメージでき、韓流コンテンツや実際の韓国でみられる現象をより客観的に捉えられるべく土台作りをする。 | |
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について | ・シラバスで各週の講義テーマを確認し、テーマについて図書館やインターネットを利用して調べたり、疑問に感じたことをメモしたりしておく。 ・毎回の講義後、学修内容をノートに整理し、興味を持ったトピックについて更に図書館やインターネットを利用して調べる。 ・毎回の講義内容の中から、興味を持ったトピック1~2個について日本の場合と比較し、ノートに整理しておく。 |
1回平均約190分 |
自習に関する一般的な指示事項 | 毎回の講義で新たな内容を学修するだけでなく、 ⑴毎回の講義内容の中から特に興味を持ったトピック(1~2つ)に着目し、それと対比可能な日本の現象について①写真として記録したり、②新聞・SNS記事や統計等を収集したりする習慣をつけること。 ⑵自分の興味のある分野の韓国文化(Kpop、ドラマも可)になるべく多くふれるようにすること。 |
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授業の特徴(アクティブラーニング) | リアクションペーパー/レポート | |
第1回 | ガイダンス、自然環境とライフスタイル①:自然環境 | |
第2回 | 自然環境とライフスタイル②:低山の活用 | |
第3回 | 現代韓国人の食①:韓食の基本スタイル | |
第4回 | 現代韓国人の食②:食の連続と断絶 | |
第5回 | 現代韓国人の食③:韓食習慣化の結果 | |
第6回 | 伝統家屋と暖房①:伝統家屋とライフスタイル | |
第7回 | 伝統家屋と暖房②:風呂文化の日韓比較 | |
第8回 | 宗教文化①:土着の宗教 | |
第9回 | 宗教文化②:三大宗教と葬礼 | |
第10回 | 社会規範①:儒教と大人輩 | |
第11回 | 社会規範②:プマシと分かち合い | |
第12回 | 社会規範③:式への参加 | |
第13回 | 野外で皆と寛ぐ文化①:野外で寛ぐ文化的背景 | |
第14回 | 野外で皆と寛ぐ文化②:世代交代と場所の変化 | |
授業の運営方法 | 毎回の講義運営はおおよそ次のような流れで行う。 ①テーマの概要を簡単に説明したのち、前回のリアクションペーパーにあった質問への回答等を行う。(約10分) ②テーマと関連した動画を教室のスクリーンで視聴する。(約20分) ③テーマについての具体的な内容をPowerPointを用いて解説する。(約55分) ④講義を通じて感じたことや疑問点を中心にリアクションペーパーを作成し、提出する。(約15分) |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 毎回の授業開始時に前回のリアクションペーパー全体に対する講評や、質問への解説を行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
小論文・レポート | 40% | 期末レポート |
授業参加 | 30% | 積極的な受講態度、毎回のリアクションペーパー提出 |
その他 | 30% | 毎回のリアクションペーパーの内容 |
評価内容(評価方法、評価基準4) | 毎回のリアクションペーパーの内容 |
テキスト | テキストは特に使用せず、講義で使用したPowerPoint資料の抜粋をPortalの「授業資料管理」に掲示する。 |
参考文献 | 授業中に適宜紹介する。韓国の新聞の日本語版サイトやSNSなどを参考に、普段から韓国について関心を深めるとさらに良い。 |
その他、履修生への注意事項 | ・講義の運営や連絡は主にPortalを通じて行います。掲示を確認するようにして下さい。 ・初回のガイダンスを受け、講義の進め方や評価方法、課題レポート、教員の連絡先などについての詳細な指示を受けるようにして下さい。 ・原則授業時数の2/3以上の出席した者に対し成績評価を行うものとし、講義開始時刻30分以降の入室は欠席とします。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【文学部 人文学科】 カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】 カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】 |