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科目名色彩論
担当者柴田 眞美
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目色彩の基礎
授業の達成目標「色彩」は美術やデザインのみならず、生活のあらゆる分野に浸透し、人間が心豊かに生きて行くために不可欠なものである。本稿義では、そのような「色彩」に関する基礎的な知見を得、「色彩」の視覚効果について様々な事例を考察し、色彩ワークを行い、自分なりの色彩論を述べることが出来るようになる。
今年度の授業内容テキストを参考に、色とは何かについて、物理的性質と視覚のメカニズム、色彩の体系化、色料による色の調合や配色方法などを学ぶと同時に各色が持つ色彩心理を知り、身の回りのものや、デザイン、さらには芸術作品を色彩面から考察する。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について普段から色彩について注意を払い、問題意識を持つことを予習とします。復習として、その日に学習した事柄に関連する<色彩ワーク>を、全6~8ワーク程度課します。1つ1つのワークは教科書をなぞればよいものではなく、自ら事例を探索して考察する課題です。それらをすべて集積したものが最後のレポートの材料となるので、普段から怠ることなく内容を理解し、ワークを行なっていないとレポートを書くことはできません。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項身の回りの者や、美術作品に関心と色彩について考察する習慣を持ち、クロッキー帳やスケッチブックに、色鉛筆や絵の具など(持っている画材)で、配色研究を行ってください。また、色彩に関しての文章表現も行なってください。
第1回オリエンテーション、『私にとっての「色」とは』
第2回色とは何か①(物理的性質)

第3回色とは何か②(人間の視覚系)
第4回色を体系的に表す①(古典的手法)
第5回色を体系的に表す②(マンセルなど)
第6回色を体系的に表す③(PCCS)
第7回トーンエチュード
第8回色料による色の調合
第9回配色の練習
第10回インテリアの色(北欧など)
第11回デザインの色(標識など)
第12回アートの色(名画など)

第13回日本の色(料理、行事)
第14回古色の美、墨に五彩あり

授業の運営方法講義を軸とし映像なども織り交ぜる。リアクションペーパーを課す回もある(積極的参加の指標)。<色彩ワーク>必須。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法最後のレポートについて総評を述べる。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 80% レポートの内容
授業参加 20% 授業参加への積極性、集中力
テキスト 『カラーコーディネーター入門』 大井、川崎著、日本色研事業、¥1500(税別)
参考文献 授業中に配布
その他、履修生への注意事項 色彩ワークはしっかり行なっておかないと、レポートの作成ができません。また、レポートの提出期限は厳格に行うので、期限に間に合わなかった場合には不合格になります。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】
カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】
カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】