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科目名造形論
担当者柴田 眞美
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目美術造形論
授業の達成目標美術における造形要素、現代美術、芸術作家を知り、美術鑑賞力を深める。また、古来、興味を持たれ続けている「人のカタチ」(美術解剖学)や、「感性を解放する美術」(臨床美術)の世界を知り、美術における「かたち」の考察や、社会と美術との関わりを考究し、自らの言葉で述べる事ができるようになる。
今年度の授業内容様々な芸術作品を素材として、造形要素(動勢、量感など)を知り、芸術家や現代美術を理解する。さらに、人のカタチ(美術解剖学)、感性を解放する美術(臨床美術)を知ることにより、社会と美術について考察する。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について美術、芸術に関するイベント(展覧会やパフォーマンスなど)に、出来るだけ触れる機会を持ってください。また、美術や芸術に関する書物をたくさん読んでください。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項ネット検索で済ませずに、できるだけ沢山の美術、芸術の実作品に触れ、自分の言葉で文章表現してください。
第1回オリエンテーション、「造形」とは
第2回芸術、芸術・美術・造形、について
第3回「かたち」の要素(動勢;ムーヴマン、量感;マッス)について
第4回オブジェと現代造形について
第5回美術家は天才か?
第6回
日本の美術家
第7回人のカタチ①:解剖学、美術解剖学
第8回人のカタチ②:人体の概観
第9回人のカタチ③:骨格や筋とムーヴマン・マッス

第10回人のカタチ④:外皮と色彩表現
第11回​「美術実習展」の鑑賞​​​
第12回感性を解放する美術①:見えるままに描くまで、アウトサイダー アート
第13回感性を解放する美術②:臨床美術の誕生、創作実践の紹介
第14回これまでの内容を振り返り、各自「掘り下げるテーマ」の抽出
授業の運営方法講義を主としつつ関連する映像等も併用する。(映像や美術展などについてのリアクションペーパーを求める場合もある。)
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法レポートについて総評を行います。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 70% レポートの内容
授業参加 30% 授業参加への積極性、集中力
テキスト 必要に応じて配布
参考文献 金子健二 編 「改定新版 臨床美術 認知症治療としてのアートセラピー」 2007年 日本地域社会研究所 ISBN978-4-89022-861-4 C3047
その他、履修生への注意事項 講義をきっかけに、各自の連想や思索を書き留めつつ授業に参加し、それをもとに関連のある事例研究を行なってください。
レポートの提出期限は厳格に行うので、期限に間に合わなかった場合は「不合格」になります。

卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【文学部 人文学科】
カリキュラムマップ【文学部 現代文化表現学科】
カリキュラムマップ【文学部 コミュニケーション文化学科】