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科目名総合科目(キャリア)
担当者細川 淳、Choi Seung Ho
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目キャリアとは何か。理論と実践の見地から
授業の達成目標私たちが日頃直面するさまざまな問題事象は、一つの問題に対して多種多様な要因が複雑かつ有機的に絡んでおり、極めて多面的な構造を呈したものがほとんどです。そのために、一つの問題を解決しようとする場合、ある一方からの視点だけではなかなか解決することができません。
 このようなことは学問の研究の場合についても同様で、一つの問題提起に対して、一専門分野からの視点だけでは解決できない場合が多く、複数の学問分野の視点からアプローチすることによって初めて解決可能となる場合が多くなっています。
 この総合科目では、専攻分野の異なる複数の担当者で一つのテーマを扱います。一つのテーマについて、それが多面的な構造であることを理解するとともに、その本質はいったい何なのか、総合的視野に立って分析・解決するとはどういうことか、どのような複数のアプローチが可能か、などということについて具体的に事例を挙げながら授業を進め、総合的な視野で考える力を身につけ、多面的に説明できることを目的とします。
 1 年次におけるプロゼミは学問研究への導入として、この総合科目は総合的・多面的な視野からものの本質を捉えるための具体的な学問研究の方法として、それぞれ位置付けられており、互いが有機的に機能するように配置されています。
今年度の授業内容キャリアとは何かを理論と実践の両面から検討する。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について前回の授業での学修内容を復習しノートを整理。卒業後も長期に参照できる自らの「キャリア・ブック」として活用していただきたい。その上で自らの問題意識をメモし、次の授業での学修を深めていただきたい。
それにより自身の就職活動や社会に出た後のキャリア形成に役立て続けていただきたい。
合計60時間
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項世の中の動きに注目し、日常よりキャリアに関する問題意識を持って授業に臨んでいただきたい。
第1回オリエンテーション キャリア形成に向けて 授業方針の説明
第2回キャリア形成に向けて 企業との対峙
第3回企業姿勢 チェック・ポイント
第4回キャリア形成に向けて 自律的キャリア形成
第5回AI・IT時代のキャリア
第6回知識労働者とクリエイティブ・クラス
第7回産業革命にさかのぼる現代の「しごと」のあり方
第8回キャリア論およびキャリアマネジメント論の展開と課題
第9回キャリア論の理論展開とキャリア・マネジメントの発想
第10回「働く」ことの意味 —仕事と日本人の働き方
第11回日本の組織文化の特徴と女性労働のキャリア形成
第12回日本のマネジメントの実態と日本型キャリア形成
第13回キャリアマネジメントの日本的特徴とその課題
第14回まとめーキャリアの常識・非常識
授業の運営方法対面授業を前提とする。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法各回の学生からのフィード・インに対し、毎回回答する形でフィード・バックするとともに、その先の知見への足掛かりを提供する。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない。
小論文・レポート 95% 中間および期末レポート
授業参加 5% おしゃべり、スマホ使用は減点対象。非常に良いコメントは加点対象(提出方法は授業で指示)
その他 0% 実施しない。
テキスト 特に用いない。必要に応じて関連資料を配布する。
参考文献 その都度指示する。
関連ページ 日本キャリアデザイン学会(https://career-design.org/)
その他、履修生への注意事項 対面授業を前提とする。出欠は出席票、コメント・ペーパーの提出、スマホによる出席登録等、授業開始回または都度教員より指示する。

私語禁止。授業中のスマホ・携帯・PC・タブレットの使用禁止。授業に集中していただくための措置です。

教員からの連絡事項がある場合はポータルに掲示告知し、そのメールが各自に送られるので、履修生は常にメールを確認し、ポータルにアクセスして情報を確認する事。

授業のスケジュールを見ながら、外部講師(ゲストスピーカー)の招聘を計画しているが、実施の際には、日程などについては、事前に受講生らと相談をし、決めることにしたい。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】