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科目名ボランティア実践B
担当者鍵屋 一
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法実習
授業題目ボランティア情報収集から報告書の提出に至るボランティア活動全般の手法や留意点を指導する。必要に応じてグループ作業や個別面談も行う。より高度なボランティア活動を実践的に学ぶ機会とする。
授業の達成目標・各自の関心領域に沿ったボランティア実践先を探すことができる。
・少なくとも45時間以上のボランティア経験することを通して、自ら積極的に物事に関わっていく姿勢を養う。
・ボランティアの意義を体感的に会得し、説明できる。
今年度の授業内容・最初はボランティアの歴史、意義を講義する。
・各自のやりたいボランティア活動を探求し、グループワーク等で深める。
・活動先に自らアポイントをとり、ボランティア経験を積む。その際、目標設定→手段の選択→結果の評価→改善策立案のシートを作成する。
・5月上旬日曜の文京区小石川マルシェ、7月下旬の文京朝顔・ほおずき市にはできるだけ参加する。また、文京区コミュニティバス「Bーぐる」車内放映コンテンツ作成メンバーへの参加も推奨する。
・災害で被害を受けた地域で1週間程度のボランティア活動を推奨する。
・上記を通じて、45時間以上のボランティア活動の実践と改善を進めていく。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について資料を事前にポータルにあげるので、必ず予習をすること。必要な時間は1時間程度である。 合計7.5時間
自習に関する一般的な指示事項ボランティアは自発性が重要であり、積極的に自らの関心領域のボランティア活動について調査、実践すること。
第1回授業ガイダンス、ボランティア総論
第2回ボランティアの歴史、意義(1)
第3回ボランティア歴史、意義(2)
第4回ボランティアコーディネーション(1)
第5回ボランティアコーディネーション(2)
第6回ボランティアコーディネーション(3)
第7回ボランティアコーディネーション(4)
第8回ボランティア活動のアポイント、シート作成、発表、グループワーク(1)
第9回ボランティア活動のアポイント、シート作成、発表、グループワーク(2)
第10回ボランティア活動のアポイント、シート作成、発表、グループワーク(3)
第11回ボランティア活動のアポイント、シート作成、発表、グループワーク(4)
第12回ボランティア活動の報告、グループワーク(1)
第13回ボランティア活動の報告、グループワーク(2)
第14回全体まとめと質疑
授業の運営方法・最初はボランティアの歴史、意義など総論を講義する。特に、近年、盛んになった防災ボランティアについて深める。
・各自がボランティア活動を探求する際、グループワーク等で内容を深めていく。
・授業期間中は文京区や居住地でのボランティア活動を中心に行うことを勧める。夏休み期間で行えるものについては、授業内で説明する。
・授業に出席し、リアクションペーパーを提出したものを出席とする。
・成績評価は授業への積極的な参加度、及びボランティア活動実績により行う。定期試験は実施しない。

課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法リアクションペーパーについて、質問や内容が良いものは講義中に共有する。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 定期試験は行わない。
小論文・レポート 0% 小論文・レポートは課さない。
授業参加 50% グループワークへの積極的参加、リアクションペーパーで評価する。
その他 50% ボランティア活動シート、報告書の内容で評価する。
参考文献 早瀬 昇・筒井 のり子『ボランティアコーディネーション力』2017,4.中央法規出版
その他、履修生への注意事項 ボランティア活動では安全確保が最優先である。ボランティア活動内容、参加者、宿泊場所、服装などに特に留意する。
「出席回数のカウント方法」
対面の場合:授業への出席及びリアクションペーパーを当日に提出することで出席とする。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】
実務経験の概要 自治体の公務員、内閣府防災とボランティア検討会委員等
実務経験と授業科目との関連性 自治体でボランティアセンターを所管していたので、ボランティアの実情を習得する。
内閣府で防災とボランティア検討会委員をしていたので、ボランティアの安全確保等について習得する。
東日本大震災、熊本地震、能登半島地震等でボランティア活動をしたので、ボランティアの実情を習得する。