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科目名ITパスポート演習I
担当者伊藤 穣、藤崎 和子
開講期2023年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目<国家資格>IT(情報技術)パスポートの取得
授業の達成目標経済産業省が実施する“国家試験”の「ITパスポート」に合格することです。
 「合格したい」という強い思いがあれば,本授業に出席することで,必ず合格します。また,資格取得を目指す学習過程で,人間がやるべきこと,コンピューターを活用すべきことが分かるようになります。
  ITパスポートは,現代社会では,就職活動でも社会人になってからでも,最も有用な資格となっています。特にコロナ禍を経て,テレワークが拡大するなか,ITパスポート取得を必須とする企業が急増しています。
今年度の授業内容初学者を対象に,パソコン,データベース,インターネット,情報セキュリティなどについて,基礎から分かりやすく解説します。学習成果として,国家資格の取得を目指します。
 授業選択期間に,詳しく授業内容を説明しますので,ぜひ,第1回に出席してみてください。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について予習は,テキストの予習範囲を読むことです。
復習は,テキストの用語の定着と演習問題の解き直しです。
合計15時間
自習に関する一般的な指示事項アプリを用いて,国家試験の過去問題演習を行ってください。
 第1回国家試験について(試験概要と学習内容)
 第2回パソコンのスペックを知ろう(CPUとメモリについて)
 第3回周辺機器について知ろう(USBメモリ・SDカード,有機ELディスプレイ,Bluetoothなど)
 第4回サーバとは? ピアツーピアとは? コンピュータシステムの性能,信頼性,経済性について
 第5回なぜ「2進数」を学ぶのか? 情報量の単位「ビット」とは? ナノテクノロジーって何?
 第6回なぜ「文字化け」するのか? プログラム言語とマークアップ言語の違いについて
 第7回OSの役割,WindowsとMacOS/アンドロイドとiOSについて
 第8回表計算ソフトの「絶対参照/相対参照」「関数」の活用
 第9回JPEG/MPEG,ZIP,CG/VR/ARとは?
 第10回データベースについて知ろう(関係データベースと正規化,関係演算)
 第11回インターネットについて(TCP/IP,Web,電子メール)
 第12回LANとWANについて(Wi-Fi,4G/5G,アドレス変換)
 第13回情報セキュリティについて(暗号,認証,マルウェア)
授業の運営方法国家試験に向けて,合格に直結する内容に絞って,講義と問題演習を行います。
講義は,対面で実施します。
遠隔授業を実施する際は,Microsoft Teamsによるリアルタイム授業を基本とします(チームコードは事前に通知します)。具体的な内容は「その他、履修生への注意事項」を参照してください。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法小テスト実施後,授業内にて,解答および解説を行います。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 50% 実施する
小論文・レポート 0% 実施しない
授業参加 0% 実施しない
その他 50% 毎回の小テスト
テキスト 藤崎和子/「ポケットスタディITパスポート頻出・合格用語キーワードマップ法+公開問題288 令和4~5年度版」/株式会社秀和システム/2022年/本体1,300円(税別)/978-4-7980-6736-0
※2022年度秋学期に「ITパスポート演習2」を履修した方も,シラバス改訂を反映した上記の最新版テキストを用意してください。
関連ページ https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/
その他、履修生への注意事項 必ず出席してください。目標に向かって学習することのおもしろさを実感します。国家資格取得を目指して,ともにがんばりましょう。全力でみなさんをサポートします。
 国家試験に合格すると本授業の単位とは別に2単位を追加取得できます。
 国家資格取得のためには,春学期「ITパスポート演習1」および秋学期「ITパスポート演習2」の両方を履修することが望ましいです。

<遠隔授業の実施方法>
遠隔授業については,Microsoft Teamsを使用し,リアルタイムで行います。初回授業の前に履修生宛にTeamsのコードを伝えるので,遠隔授業の日はTeamsにアクセスし,コード入力をしてチームに参加してください。

<遠隔授業時における出席の取り方>
遠隔授業日は,授業内でポータルを通じての小テスト提出をもって出席とします。

<遠隔授業時の成績評価の方法>
対面授業と同様です。


卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】
実務経験の概要 (有)ケードットプラニング代表取締役
実務経験と授業科目との関連性 IT会社を経営しています。事業は,コンピュータシステムの開発及びIT教育です。