科目名 | 簿記会計演習II | |
担当者 | 鍵屋 一、織田 香里 | |
開講期 | 2023年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | 商業簿記の応用演習および工業簿記(総合原価計算)と管理会計の基礎 | |
授業の達成目標 | 商業簿記では基本的な連結精算表の作成ができること。工業簿記では総合原価計算と、管理会計分野の基本的な計算ができるようになること。 | |
今年度の授業内容 | 簿記の基礎履修者を対象に、商業簿記の応用論点および工業簿記の基礎(総合原価計算、標準原価計算、直接原価計算)の定着を目指します。 | |
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 主に復習として、授業内で解いた問題の解き直しを行い、知識の定着に努めること。自習時間100時間 | 合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 簿記は「習うより慣れろ」と言われています。毎日少しずつ問題を解き続けることが定着に繋がります。 | |
第1回 | オリエンテーション | |
第2回 | 総合原価計算Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ(単純総合原価計算、月初仕掛品がある場合の原価配分、仕損の処理) | |
第3回 | 総合原価計算Ⅳ、Ⅴ(工程別総合原価計算、組別総合原価計算、等級別総合原価計算) | |
第4回 | 財務諸表(製造原価報告書と損益計算書) | |
第5回 | 標準原価計算Ⅰ、Ⅱ(標準原価計算の基礎、原価差異分析) | |
第6回 | 直接原価計算Ⅰ、Ⅱ(全部原価計算と直接原価計算、CVP分析) | |
第7回 | 株式の発行、剰余金の配当と処分 | |
第8回 | 決算手続 | |
第9回 | 収益の認識基準 | |
第10回 | 連結会計Ⅰ、Ⅱ①(資本連結:支配獲得日の処理、支配獲得後1期目の処理) | |
第11回 | 連結会計Ⅱ②(資本連結:支配獲得後2期目以降の処理) | |
第12回 | 連結会計Ⅲ①(成果連結:基本的な内部取引高と債権債務の相殺消去、含、手形の処理) | |
第13回 | 連結会計Ⅲ②(成果連結:未実現利益の消去 期末製品、貸倒引当金、非償却有形固定資産) | |
第14回 | 本支店会計(含 工簿テーマ22 本社工場会計)、合併と事業譲渡 | |
第15回 | 総まとめ(商簿:連結会計、工簿:総合原価計算、標準原価計算、直接原価計算) | |
授業の運営方法 | 対面授業を原則とします。インプットとアウトプットの繰り返しにより無理なく定着を目指します。手を動かすことを大切に進めます。遠隔授業を行う場合は、テキストの学習箇所を指定し、当該範囲の問題を解き、結果等をリアクションペーパーの提出を求めます。具体的内容は、「その他、履修生への注意事項」を参照のこと。 | |
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | リアクションペーパーの内容により、曖昧になっている論点を洗い出し、詳細に解説するとともに、ミニテストは返却時に解説を行います。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 60% | 定期試験1回行います。 |
授業参加 | 20% | リアクションペーパーの提出による参加度、問題解決に向けての積極的態度を評価に反映します。 |
その他 | 20% | 単元ごとにミニテスト(実施前に予告)を実施し、提出された答案を評価します。今期は6回実施予定です。 |
テキスト | TAC簿記検定講座編/「合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記Ver.16.0」/TAC出版/2021年/本体2,400円(税別)/ISBN978-4-8132-9903-5 TAC簿記検定講座編/「合格トレーニング 日商簿記2級 商業簿記Ver.16.0」/TAC出版/2021年/本体1,800円(税別)/ISBN978-4-8132-9906-6 TAC簿記検定講座編/「合格テキスト 日商簿記2級 工業簿記Ver.9.1」/TAC出版/2021年/本体2,000円(税別)/ISBN978-4-8132-9904-2 TAC簿記検定講座編/「合格トレーニング 日商簿記2級 工業簿記Ver.9.1」/TAC出版/2021年/本体1,500円(税別)/ISBN978-4-8132-9907-3 |
その他、履修生への注意事項 | 電卓(10桁以上)を用意してください。ミニテスト、定期試験共に、テキストのみ持ち込み可とします。テキストへの書き込みは自由です。 簿記の学習経験(日商簿記3級レベル)がある方を対象としています。簿記の学習経験が無い場合は授業についていくことが難しいですので注意してください。 遠隔授業を行う場合は、テキストの学習箇所を指定し、当該範囲の問題を解き、結果等をリアクションペーパーの提出を求め、積極的な取り組みについて評価します。遠隔授業における出欠はリアクションペーパーの期限内提出をもって出席とします。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【全学共通科目】 |
実務経験の概要 | 日商簿記検定、建設業経理検定、ビジネス会計検定対策の担当講師 |
実務経験と授業科目との関連性 | 簿記検定対策講師として15年以上の講師歴(簿記会計演習を通年で受講することにより、日商簿記2級取得を目指す。) |