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科目名キャリア演習(公務員・政治経済)II
担当者鍵屋 一、松原 規裕
開講期2023年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目キャリア演習(公務員・政治経済)Ⅱ
授業の達成目標この講義はマクロ経済学・経済史分野の基礎を理解し、公務員試験の学習を効果的に始めることを目的としている。具体的には、地方上級国家一般職レベルの試験における「社会科学」(経済)分野の過去問を解けるようにすることが目標である。また、専門科目の「マクロ経済学」の学習にスムーズに入っていけるよう、体系的な理解も狙う。この講座を利用し、学習を効率的に進めて欲しい。
今年度の授業内容本講義では、公務員試験の教養択一試験で出題される「社会科学」のうちマクロ経済学の対策を中心にしつつ、専門択一試験のマクロ経済学の初級までカバーできるようにする。具体的には、国民経済計算、45°線分析、IS-LM分析、AD-AS分析、為替の理論、国際収支、日本経済史等について扱っていく。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について事前にポータルに掲出する講義資料(レジュメ)に目を通しておくこと。また、講義終了後は必ず復習を行い、過去問も自力で解いてみること。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項復習の際、講義資料(レジュメ)の見直しを必ず行い、所収の問題を自力で解いてみること。また、日々目にするニュースについて講義で学んだ内容とどのように関連するのか考えることが望ましい。
 第1回オリエンテーション。マクロ経済学の概要と今後必要になる基礎知識を学習する。
 第2回国民経済計算における国民所得の諸概念について学習する。
 第3回第2回と同様、国民所得の諸概念と過去問の解き方について学習する。
 第4回財市場(45°線分析)について学習する。  
 第5回45°線分析における、インフレ・ギャップとデフレ・ギャップ、総需要管理政策の重要性について学習する。
 第6回貨幣市場(貨幣理論)について学習する。
 第7回第6回と同様、貨幣市場(貨幣理論)について学習する。
 第8回ISーLM分析の基礎について学習する。
 第9回ISーLM分析における財政金融政策の効果、ADーASの基礎について学習する。 
 第10回景気循環理論、国際収支表について学習する。
 第11回ISーLMーBP分析の基礎(国際収支、為替理論、外国為替市場)について学習する。
 第12回第11回と同様、ISーLMーBP分析の基礎(購買力平価説、固定相場制における中央銀行の役割)について学習する。
 第13回日本経済史について学習する。
 第14回第13回と同様、日本経済史について学習する。
 第15回講義の総まとめを行う。
授業の運営方法対面講義を前提とする。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法レポートに対するコメントは、ポータルを通じて行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 40% ペーパー試験
小論文・レポート 40% 内容及び提出率
授業参加 20% 出席率
テキスト TAC公務員講座編/「公務員試験 過去問攻略Vテキスト19 社会科学」/ TAC出版/2020年/本体2,000円(税別)/978-4-8132-8816-9
参考文献 初回講義内で紹介する。
その他、履修生への注意事項 事前にポータルに掲出される講義資料(レジュメ)を参照できる状態にして講義に出席すること。プリントアウトすることをお勧めしますが、タブレットやPCを使って参照する形でも構いません。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】
実務経験の概要 公務員試験講座など資格試験等の受験対策指導
実務経験と授業科目との関連性 TAC株式会社他、大手受験対策予備校にて15年以上の指導歴