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科目名キャリア演習(公務員・法律)I
担当者鍵屋 一、吉原 誠
開講期2023年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目公務員試験、民法債権法・家族法対策
授業の達成目標この講義で公務員試験のメイン科目である民法(生活トラブルの解決ルール)の債権法及び家族法の基本的理解な理解を目指します。この講義を受講することにより、社会で行われている売買契約、賃貸借契約等の契約の基本的理解ができるようになります。家族法では、婚姻、相続等の家族制度の法的理解・説明ができるようになります。
今年度の授業内容オリジナルの授業レジュメをベースに身近な例をふんだんに使用しながら法律初学者でも理解できるように講義していきます。と同時に社会の時事的な動向にも言及していく予定です。例えば、同性婚の可否、選択的夫婦別姓、代理母等も講義の中で触れていく予定です。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について 事前に授業資料をアップする予定です。授業資料には使用テキストの該当ベージも指摘しておきますので、講義予定日までにざっと確認しておかれることをお勧めします。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項予習よりも講義終了後の復習に力を入れてください。この講義では時事的テーマを扱うことも予想されますので、新聞、テレビ、ネット等でニュースにも関心を持つようにお願いします。
 第1回債権法・債権法の位置づけ・これからの学習ガイダンス(総則・物権の基本事項の確認)
 第2回債権法・債権とは・債務不履行(履行遅滞、履行不能の類型・効果として損害賠償等)
 第3回債権法・金銭債権の回収手段・債権者代位権
 第4回債権法・金銭債権の回収手段・詐害行為取消権、債権者代位権と比較
 第5回債権法・債権の消滅原因(弁済と総裁を中心に)
 第6回債権法・金銭債権の回収手段→人的担保としての保証、連帯保証等
 第7回債権法・債権譲渡、契約総論(分類等)
 第8回債権法・契約総論(危険負担・契約の解除等)、売買契約(不動産売買における手付等)
 第9回債権法・売主の契約不適合責任、賃貸借契約
 第10回債権法・賃貸借、請負、委任その他の契約等
 第11回債権法・不当利得、一般的不法行為(成立要件・効果)
 第12回債権法・特殊な不法行為(監督義務者責任、使用者責任、土地工作物責任等)
 第13回家族法・婚姻、離婚
 第14回家族法・親子関係(実子と養子)
 第15回家族法・相続(相続人と相続分)、遺言
授業の運営方法毎回、オリジナルの授業資料を配布します。授業資料をベースにしながら講義をしていきます。ホワイトボードも使用しながら講義していきます。板書事項も授業資料に書き込むようにしてください。講義にすこし参加してもらうために双方向のやりとりも検討しています。感染状況によっては遠隔講義(チームズを使用)になる可能性があります。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法定期試験を実施した場合には、正答及び採点講評をアップする予定です。感染状況により定期試験が実施できない場合には、課題を実施する予定です。その場合にも正答及び講評をアップする予定です。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 80% 実施します
授業参加 10% 授業参加度・態度
その他 10% 講義での反応
テキスト 行政書士講座/2023行政書士合格へのはじめの一歩/TAC出版/2022 /本体1.760円(税込)9784300103845
関連ページ 参考文献はありません
その他、履修生への注意事項 感染状況により遠隔授業になった場合には、マイクロソフトのチームズを使用し、リアルタイムで授業を行います。初回講義前までにチームズのコードを伝えます。遠隔授業になった場合にはチームズにアクセスし、コードを入力してチームズにご参加ください。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】
実務経験の概要 TAC株式会社で26年以上にわたる公務員講座(行政書士講座含む)での受験指導を通じて法律の基本的な考え方等を伝授し、多数の合格者を出しています。
実務経験と授業科目との関連性 公務員試験、行政書士試験の本試験では民法がメイン科目として出題されます。