科目名 | マーケティング心理学 | |
担当者 | 伊東 裕貴 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 実務と理論の両面から、マーケティングへの理解を深め、また、マーケティングへの心理学の活用と関連性を学ぶ | |
授業の達成目標 | マーケティングとは、モノやサービスが「売れる仕組み」を作ることと定義される。 この授業では、マーケティングの実務における心理学の活用について学ぶ。実際の商品やブランドのケースを扱い、実務的問題と理論の両方が習得できるようにする。 また、身の回りの商品や消費行動などについて、マーケティング心理の視点による分析や「賢い選択」ができるようになることを目指す。 |
|
今年度の授業内容 | マーケティングの基本概念を踏まえた上で、ブランド、広告、ヒット商品といった身近なテーマから、マーケティングの実務において心理学の手法や考え方がどのように生かされているかについて解説する。 授業内で課題を取り入れ、楽しみながら実践的な考察ができるようにする。現役の実務家の立場から学生に対するアドバイスも行う。 |
|
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 前回の授業の振り返りを行うため、毎回ポータルに掲示するスライドを見直し、関連する事例などについて事前に復習しておくこと。 | 合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 身の回りの商品、ブランド、広告、流行などに積極的な興味を持ち、自ら調べてみることで講義内容の理解を深めること。 | |
第1回 | オリエンテーション: マーケティングと心理学 | |
第2回 | マーケティングの基本(1): 4Pと3C | |
第3回 | マーケティングの基本(2): セグメンテーションとターゲティング | |
第4回 | マーケティングの基本(3): ポジショニング | |
第5回 | 消費者心理(1): 購買行動モデル | |
第6回 | 消費者心理(2): 行動と選択 | |
第7回 | 消費者心理(3): インサイト | |
第8回 | マーケティング・コミュニケーション(1): コミュニケーション手法と効果 | |
第9回 | マーケティング・コミュニケーション(2): 広告表現 | |
第10回 | ヒット商品(1): 私の考える今年の「ヒット商品」(課題発表) | |
第11回 | ヒット商品(2): 私の考える今年の「ヒット商品」(課題発表) | |
第12回 | ヒット商品(3): 私の考える今年の「ヒット商品」(課題発表) | |
第13回 | まとめ(1): 「ヒット商品」から見たマーケティング心理 | |
第14回 | まとめ(2): ビジネス社会でのマーケティング心理学 | |
授業の運営方法 | 講義形式。授業時間内で実習を取り入れる。課題発表を必須とする。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 授業内で課題やアンケートを行い、当日もしくは次回に解説と講評を行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 定期試験なし |
小論文・レポート | 30% | この授業で学んだことについて期末に提出 |
授業参加 | 40% | 授業内課題の内容 |
その他 | 30% | 課題の発表内容 |
参考文献 | 『よくわかる広告業界』 伊東裕貴 編著(2012)、日本実業出版社、1400円+税、ISBN978-4-534-05021-2 『マーケティングのすゝめ』 フィリップ・コトラー、高岡浩三 (2016)、中公新書ラクレ、800円+税、ISBN978-4-12-150567-5 『消費者行動の知識』 青木幸弘 (2010) 、日経文庫、920円+税、ISBN978-4-532-11222-6 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【全学共通科目】 |
実務経験の概要 | 広告業界勤務歴35年、現在広告会社役員(専門は戦略プラニング、ブランディング、コミュニケーションデザイン) |
実務経験と授業科目との関連性 | 自ら携わった広告やマーケティングの業務や手法について紹介するとともに、最新事情についても触れる。 |