科目名 | ネットワーク論 | |
担当者 | 大久保 博樹 | |
開講期 | 2023年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 情報ネットワークの布置について、ネットワークシステムとメディアの観点から考える | |
授業の達成目標 | 1. ネットワークシステムの概要(IPAの情報処理技術者試験レベル)を体系的に説明できる。 2. 情報ネットワークのサービスについて説明できる。 3. Internetの変遷と現状について、その概要を説明できる。 4. メディアとしてのネットワークという視点から、その社会的・文化的役割を説明できる。 5. ネットワーク社会の現状と課題について論ずることができる。 |
|
今年度の授業内容 | 私たちの社会において、道路・水道・電気といったインフラとして確固たる地位を得たInternetを中心に、その変遷から技術的概要と課題について扱う。ネットワークと情報技術は深く関わっているため、基本的な用語と用語相互の関係性などが理解できるよう説明する。SNSなどのネットワークサービスの事例から、ネットワークの社会的文化的役割を検討し、もはやメディアとして君臨する情報ネットワークの今後の展開と課題について共に考えていく。 | |
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 次回の授業内容の概要もしくはポイントを説明しますので、予習としてその指示に従った学習準備をしてください。授業後は内容のポイントを整理し、授業時に取り組んだ課題を再評価してください。その上で理解が充分でない点がわかった場合は、授業資料資料等をもとにして疑問点などをノートに記すなどして外在化しておき、質問等で解決できるようにしてください。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | ネットワークの利用について自問し常に疑問をもって授業に臨んで欲しい。関連書籍やインターネットなどで調べることで、自ら疑問の箇所を解決するような積極性も必要である。また、必ず復習して知識の定着を図ること。 | |
第1回 | イントロダクション:授業ガイダンス、ネットワークについて | |
第2回 | ネットワークとは何か:技術的側面から - XEROXのPARKを例に | |
第3回 | ネットワークとは何か:サービスと社会的拡充の側面から | |
第4回 | ネットワークの通信方式と回線 | |
第5回 | ネットワークのプロトコル:TCP/IP、MACアドレスとIPアドレスについて | |
第6回 | データ伝送方式 | |
第7回 | 無線LANと課題 | |
第8回 | 中間の課題(授業内課題作成もしくは筆記試験等) | |
第9回 | 現代社会のメディアとネットワーク | |
第10回 | ネットワークとその形態 | |
第11回 | ネットワークの品質 | |
第12回 | メディアとしてのネットワークと社会 | |
第13回 | ネットワークと文化:SNS、クラウドファンディング、ダークサイド | |
第14回 | ネットワーク社会の課題:セキュリティ(脅威とその対策) | |
第15回 | ネットワークと社会:まとめ | |
授業の運営方法 | 講義形式で実施する。適宜、授業内容を確認するための課題や小テストを行い、理解を確実なものにする。 対面授業を原則とするが、状況により遠隔授業となる場合は、オンデマンドによる映像配信となる。具体的な内容は、「その他、履修生への注意事項」を参照のこと。 |
|
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 小テスト実施後、次回の講義において回答の解説と講評を行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 50% | 筆記試験もしくはレポート |
小論文・レポート | 30% | 課題作成 |
授業参加 | 20% | 授業内提出物(課題や小テストなど)の提出状況、内容により参加度を評価する |
その他 | 0% |
テキスト | 開講時に指示する。 |
参考文献 | 授業中に指示する。また適宜資料を配布する。Portal、またはMS-Teams経由でデジタル資料を配付する予定。形式はPDFを予定。 |
関連ページ | WIRED/ネットワークに関する最新記事 |
その他、履修生への注意事項 | ・InternetやSNSについてあたらな視点から学んでみたいという学生の履修を歓迎します。 ・ネットワークとメディアとの関係について興味がある学生の履修を歓迎します。 ・インターネットや情報ネットワークに関する新聞記事やニュースなどを、日頃から確認しておくことが大切です。 【遠隔授業における変更事項等】 授業運営方法:遠隔授業(分散登校および全面遠隔における)が実施された場合は、PortalまたはTeamsにおいて、オンデマンドによる授業映像、および配布資料と課題等を配布します。オンデマンド型では、課せられた課題もしくはリアクション・ペーパーの提出をもって出席とします。提出期限や提出要件をきちんと確認の上、提出してください。 評価方法:筆記試験の代わりに中間レポート、期末レポートなどレポート等の提出に切り替える予定です(遠隔授業時もしくはPortalで告知します)。 出席回数のカウント方法:伝えた期限までの課題の提出をもって、その日の「出席1回」とします。 使用予定のツール:PortalサイトもしくはMS-Teams |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【全学共通科目】 |