科目名 | 国際法 | |
担当者 | 兼頭 ゆみ子 | |
開講期 | 2023年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 国際法概説 | |
授業の達成目標 | ・国際社会と国際法の関係、国際法の法源、適用解釈、国内法との関係等について理解し、説明できる。 ・武力行使の規制、国際平和の維持についての国際法を理解し、説明できる。 ・領域や海洋についての国際法の基本を理解し、説明できる。 ・個人に関わる国際法(国民、難民、国際犯罪、人権)について理解し、国際法における個人の位置づけを説明できる。 ・国際紛争についての基本的な国際法を理解し、説明できる。 ・国際社会における環境保護や経済活動に関する基本的な法のあり方を理解し、説明できる。 |
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今年度の授業内容 | 様々な面でグローバル化が進み、私たちに身近な問題や国内の出来事はますます国際社会から影響を受けています。また逆に、ある国に生じた事象が世界的な影響力を及ぼす場合もあります。弱肉強食のように思われる国際社会にも共通規範となる国際法があり、国際社会の緊密化により、国際法の重要性はますます高まっています。この授業では、まず、国際法とは何か、国際法の主体等、国際法の基本構造について解説し、次に、様々な分野の国際法を順次、扱います。 | |
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 授業資料に前もって目を通し、授業内容を把握しましょう。授業後はノートテイクした結果をまとめ、復習しましょう。 | 合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 国際法が関係する時事問題に普段から関心をもち、新聞・ニュースに接してください。 | |
第1回 | ガイダンス、国際社会と法 | |
第2回 | 国際法とは何か | |
第3回 | 条約法 | |
第4回 | 国際法の主体 | |
第5回 | 国際法と国内法の関係 | |
第6回 | 武力行使の規制 | |
第7回 | 平和と安全の維持 | |
第8回 | 領域と空間 | |
第9回 | 海洋法 | |
第10回 | 国民と外国人 | |
第11回 | 国際犯罪 | |
第12回 | 人権の保障 | |
第13回 | 国際紛争の処理 | |
第14回 | 地球環境の保護 | |
第15回 | 国際経済法 | |
授業の運営方法 | 授業は講義形式で行います。授業中に質問をする、又は条文を読んでもらう場合があります。また、毎回、リアクションペーパーの提出を求めます。リアクションペーパーには、授業内容に関する問題への回答や感想・意見等、指定した内容について書いてもらいます。 遠隔授業の実施については、Microsoft Teamsによるリアルタイム授業を予定しています。「その他、履修生への注意事項」を参照してください。 |
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課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | リアクションペーパーの講評を次回に示す。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 70% | 授業の理解度を評価します。 |
小論文・レポート | 0% | 実施しない。 |
授業参加 | 30% | リアクションペーパーの内容を評価します。 |
その他 | 0% | 実施しない。 |
テキスト | 位田隆一・最上敏樹編『コンサイス条約集〔第2版〕』三省堂、2015年(1500円、ISBN 978-4-385-32325-1)を必携のこと。その他、資料を配付します。 |
参考文献 | 中谷和弘・他 『国際法[第4版]』有斐閣、2021年(2310円、ISBN 978-4-641-22173-4) 加藤信行・他『ビジュアルテキスト国際法[第3版]』有斐閣、2022年(2640円、ISBN 978-4-641-04692-4) 浅田正彦『国際法[第5版]』東信堂、2022年(3300円、ISBN 978-4-7989-1768-9) |
その他、履修生への注意事項 | 遠隔授業について 1.授業実施方法 Microsoft Teamsによるリアルタイム授業を予定しています。詳細は、初回授業の前にポータルの掲示で通知します。毎回、Teams上で、リアクションペーパーの提出を求めます。 2.出席確認方法について 上記リアクションペーパーの提出をもって出席を確認します。 3.成績評価の方法 上記と同じ。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【全学共通科目】 |