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科目名ファッション論
担当者米今 由希子
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目幅広くデザインの諸相について学び、深い知識に基づいたファッションに対する独自の視点を身につける
授業の達成目標人が装う意味について、自分の言葉で説明することができるようになる。
デザインの源泉として、民族・歴史的なファッションについて理解し、説明することができるようになる。
オートクチュールとプレタポルテのデザイナー及びそのメゾンの活動について理解し、説明することができるようになる。
ファッションに対する独自の視点を持ち、現代のファッションについて自分の言葉で解説することができるようになる。
今年度の授業内容講義。ファッションの現在を知るにあたり、パリのオートクチュール、プレタポルテのデザイナー及びそのメゾンの活動を軸として、20世紀ファッションの成り立ちを繙く。また、社会情勢の変化に伴う女性の意識変革とファッションの関係を学び、ファッションに対する独自の視点を持ち、ビジュアルと文章による編集者的表現法を身につけることを目標とする。授業形態は、多くのファッション写真資料によるスタイルの変遷を提示するために、パワーポイントを用いたプレゼンテーション形式とする。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について授業スケジュールを参考にして、事前に参考書、関連文献を読み内容を理解しておく。授業後は配布プリントを見直して自分なりにまとめ直し、理解を深めておくこと。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項レポート提出においては、美術館等の見学を各自で行う、もしくは興味のあるデザイナー、ブランドについて各自で調べること。
第1回はじめに ファッション論の概要
第2回装うということ
第3回デザインの源泉−民族とファッション
第4回歴史とファッションーエジプト、ギリシャ、ローマへの憧れ
第5回芸術様式とファッション①ーゴシック、ルネッサンス
第6回芸術様式とファッション②−バロック、ロココ
第7回思想とファッション−フランス革命とファッションの諸相
第8回近代ファッションの成立とオートクチュールの誕生
第9回子供服の誕生と流行、ジャポニスムとファッション
第10回20世紀のデザイナー①アール・デコとポール・ポワレ
第11回20世紀のデザイナー②女性の生き方とファッションーシャネルと女性デザイナーたち
第12回20世紀のデザイナー③オートクチュールとプレタポルテーディオール、カルダン、サンローラン
第13回20世紀のデザイナー④多様化する価値観ークレージュ、クワント、ゴルチェ、ケンゾー、三宅一生
第14回20世紀から21世紀へ
授業の運営方法授業は講義形式で行い、毎回授業内容に関する小レポートを提出する。また、美術館等の見学レポート、もしくは興味のあるデザイナーやブランドについてのレポートを提出する。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法授業内容に関する小レポートについて、次回の講義にて特徴的な見解の紹介や典型的な誤解についての解説を行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 40%
小論文・レポート 30% 美術館等の見学を行う、もしくは興味のあるデザイナーやブランドについて調べてレポートを提出
授業参加 30% 授業ごとに小レポートを提出
参考文献 佐々井啓編著、ファッションの歴史ー西洋服飾史ー、朝倉書店、2003年、2800円
徳井淑子著、図説ヨーロッパ服飾史、河出書房新社、2010年、1944円
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】