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科目名スペイン語とスペイン文化
担当者武田 和久
開講期2023年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目スペイン語の初歩的な理解と、同言語が使われているスペインにかかわる文化を学ぶ。
授業の達成目標スペイン語の初歩的な文法や表現を学び、簡単な会話力や読解能力を養い、旅行などにも使えるスペイン語運用能力を獲得できるようになる。また、スペインの文化にかかわる事柄もあわせて学ぶことにより、スペイン語に加えて文化についても基礎的な事柄を説明できるようになる。
今年度の授業内容この授業では初歩的なスペイン語を習得し、あわせてスペイン文化に関する知識を獲得する。現在スペイン語話者は世界におよそ4億人いるとされる。つまりスペイン語は非常にグローバルな言語である。スペイン語が自在に使えるようになれば、将来の仕事や生活に役立つことが大いに期待される。またスペイン語圏の文化にも触れる機会を持つ。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について毎週の授業に関わる教科書の該当箇所の読み込みや問題を解くことに1、2時間程度。
毎週の授業終了後に提示される課題への取り組みに1、2時間程度。
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項授業時間外においてスペイン語に対する関心を高め、積極的に学習ならびに練習すること。テレビやラジオを通じての語学学習、スペイン語圏にかかわる映画、テレビ番組、ラジオを見たり聴いたり、博物館や展覧会などにも関心を持って足を運ぶこと。また読書は求められる基本的な自習である。
 第1回イントロダクション(アルファベット、発音)
 第2回名詞の性、名詞の数、冠詞、形容詞
 第3回主語の代名詞、ser, estar動詞、指示詞、前置詞
 第4回現在形規則動詞
 第5回tener, ir, venir, querer, poder
 第6回比較級、最上級
 第7回目的語の代名詞、hay
 第8回授業にかかわる学習事項の確認
 第9回再帰動詞
 第10回天気の表現
 第11回時刻の表現
 第12回道案内など実践の場で使うスペイン語
 第13回授業にかかわる学習事項の確認
授業の運営方法授業は予習、文法の解説と練習、復習を軸に行われる。スペイン語能力の向上のためには、授業時間外における勉強にも力を入れることが強く期待される。またスペイン文化に関しては、視聴覚教材を交えながら、担当教員のスペイン語圏における生活体験も踏まえて解説がなされる。
なお本授業は、状況に応じて遠隔で行われることがある。その際には事前に通知する。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法解説は授業時に口頭で説明、もしくはポータルにアップされる。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 80% 学期中に2回の筆記試験を予定している。
小論文・レポート 0% 本授業は該当しない。
授業参加 20% 授業時での積極的な発言など。
その他 0% 本授業は該当しない。
テキスト 柳田玲奈、吉野達也『ラテアメ! スペイン語─ラテンアメリカ縦断─』(Español con destino a Latinoamérica)、朝日出版社、2023年、2,640円(本体2,400円+税)、ISBN: 978-4-255-55136-4.
参考文献 スペイン語について
どれでもよいので、自分にあったスペイン語辞書を購入すること。

スペイン文化について
次の本に適宜目を通しておくと授業内容の理解に大きな助けとなる。
 池上岑夫ほか監修『スペイン・ポルトガルを知る事典』(新訂増補)平凡社、2001年。
 川成洋, 坂東省次編『スペイン文化事典』丸善、 2011年。
 佐々木孝著、碇順治編『スペイン文化入門』彩流社、2015年。
 大貫良夫ほか監修『ラテンアメリカを知る事典』(新版)平凡社、2013年。
関連ページ 担当教員の研究歴については次を参照。
 http://researchmap.jp/read0203916
その他、履修生への注意事項 第1回目にも説明するが、本授業は語学の要素が強い。覚えることも多く、筆記試験も課せられる。そうしたことをしっかり理解したうえで学生には授業にのぞんでほしい。

本授業において遠隔授業を行う際はZoomを使用する。詳細についてはポータルで通知、連絡する。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】