科目名 | 児童文学 | |
担当者 | 正司 顯好 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 近代日本児童文学の歴史の変遷を学び、代表的な作家と作品について理解をはかる。 | |
授業の達成目標 | ・児童文学についての基礎的な知識と代表作品の鑑賞力を身につける。 ・児童文学を通じて年齢に応じた子どもたちに手渡したい作品とその内容について理解を深める。 ・語ることの意味と言葉・体・心のつながりについて理解を深める。 |
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今年度の授業内容 | ・明治期から現代に至る児童文学の歴史の中で活躍した作家とその作品について理解を深める。 ・「昔ばなし」「おとぎ話」「童話」「絵本」「紙芝居」の形式と特性の違いについて説明できるようになる。 ・語られた言葉がどのように聞き手の体に当たり心に響くのか、その道筋について説明できるようになる。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | ・授業前までに指示のあった作品を読み、内容を理解しておく。 ・授業後には講義内容のポイントを整理し理解を深める。 ・授業で取り上げた作家や作品に関する書籍や資料を図書館で調べる。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | ・授業以外の児童文学作品にも関心の持ち、読み込むことで鑑賞力を高める。 | |
第1回 | 児童文学とは何か(1) 「昔ばなし」「おとぎばなし」「童話」の特性の違いについて知ろう。 |
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第2回 | 児童文学とは何か(2) 「絵本」と「紙芝居」の形式と特性の違いについて知ろう。 |
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第3回 | 児童文学とは何か(3) 誰が誰に語るのか。語る声の道筋について知ろう。 |
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第4回 | 児童文学と家庭・学校教育 家庭・学校教育で取り上げたい作品と手渡したい内容について考えよう。 |
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第5回 | 児童文学と平和 児童文学を通じて平和について考えよう。 |
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第6回 | 明治期の児童文学(1) 明治の学校教育―「子ども文化」の誕生 |
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第7回 | 明治期の児童文学(2) 巌谷小波の登場―「こがね丸」 |
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第8回 | 明治期の児童文学(3) 小川未明の登場―「赤い船」 |
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第9回 | 大正期の児童文学(1) 鈴木三重吉の登場ー「赤い鳥」の刊行 |
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第10回 | 大正期の児童文学(2) 竹下夢二ー「春坊」 |
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第11回 | 大正期の児童文学(3) 芥川龍之介―「大正教養主義」と童話 |
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第12回 | 昭和期の児童文学(1) 宮沢賢治―「銀河鉄道の夜」 |
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第13回 | 昭和期の児童文学(2) 新美南吉―「おじいさんのランプ」 |
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第14回 | 近代児童文学の歴史の流れと現代の児童文学 角野栄子―「魔女の宅急便」 |
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授業の運営方法 | 授業で使う資料は前回の授業内に配布する。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 教場レポート・期末レポートの提出内容については、授業内に説明する。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 70% | 教科書等の持ち込み不可 |
小論文・レポート | 20% | 授業内に説明する |
授業参加 | 10% | 読む・書く・語る等の参加度 |
その他 | 0% |
テキスト | 日本児童文学名作集(上)桑原三郎-千葉俊二編 出版社:岩波書店(1994/2/16) ISBN-10:4003114310 ISBN-13:978‐4003114315 |
参考文献 | 日本児童文学名作集(下)桑原三郎-千葉俊二編 出版社:岩波書店(1994/3/16) ISBN-10:4003114329 ISBN-13:978‐4003114322 |
その他、履修生への注意事項 | 児童文学を通じ『読む・書く・語る』行為の中から新しい自分を発見しよう。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【全学共通科目】 |