科目名 | アプリケーション・プログラミング | |
担当者 | 田辺 公一朗 | |
開講期 | 2023年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | Windows上で実行可能なアプリケーションプログラムの作成 | |
授業の達成目標 | ・ プログラミングの基本的な技法について説明することができる。 ・ 自分が作成するプログラムの構成と処理の流れを説明することができる。 ・ 基本的なC言語プログラムを作成することができる。 |
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今年度の授業内容 | 本授業では、Windows上で実行可能なアプリケーションソフトウェアの作成を目標として、C言語によるプログラミングの基本的な知識や技法を、実習を通じて、学習する。実習では、総合開発環境 Microsoft Visual Studio を用いて、プログラムを作成・実行する。 | |
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 授業終了後には、テキスト該当章を熟読するとともに、演習内容を復習して、理解を深める。また、演習課題が課された場合は、それに取り組む。 | 合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | プログラミング技法は、自分で考えてプログラミングを行わないと習得が難しいので、なるべく授業で与えられた例題や練習問題を自分で考える時間を作ること。また、完成したプログラムの一部を変更してみることで、その動作がどのように変わるのかを予想・確認する習慣をつけていただきたい。 | |
第1回 | 【ガイダンス】 授業の概要とプログラミングの概要について説明する。 |
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第2回 | 【Visual Studio の使い方】 総合開発環境 Microsoft Visual Studio を用いたC言語プログラムの書き方と実行方法について、講義・演習を行う。 |
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第3回 | 【変数と演算】 データの入れ物である変数とデータの使い方(変数を用いた計算)について、講義・演習を行う。 |
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第4回 | 【標準装置の入出力】 キーボードからのデータの入力と、処理結果の画面への表示の方法について、講義・演習を行う。 |
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第5回 | 【第4回までの振り返り】 種々の計算を行うプログラムの作成を行う。 |
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第6回 | 【条件分岐1】 条件を設定して処理の流れを切り替える方法(IF文の使い方)について、講義・演習を行う。 |
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第7回 | 【条件分岐2】 複数の条件を組み合わせて処理の流れを振り分ける方法(IF文の入れ子)について、講義・演習を行う。 |
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第8回 | 【第7回までの振り返り】 入出力・演算・条件分岐を含むプログラムの作成を行う。 |
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第9回 | 【ループ処理1】 一定の処理を、指定した回数だけ繰り返す方法(FOR文の使い方)について、講義・演習を行う。 |
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第10回 | 【ループ処理2】 一定の処理を、ある条件が成り立つ間繰り返す方法(WHILE文の使い方)について、講義・演習を行う。 |
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第11回 | 【第10回までの振り返り】 入出力・演算・条件分岐・ループ処理を含むプログラムの作成を行う。 |
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第12回 | 【配列】 同じ種類(データ型)のデータをまとめて扱う方法について、講義・演習を行う。 |
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第13回 | 【文字列】 文字データの扱いについて、講義・演習を行う。 |
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第14回 | 【第13回までの振り返り】 13回までの授業項目を全て含むプログラムの作成を行う。 |
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第15回 | 【まとめ】 これまでの授業の振り返りを行う。 |
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授業の運営方法 | 各回の授業では、先ずその回のテーマとなる考え方や技法について説明する。その後、例題や練習問題によるプログラミング演習を行う。振り返りの回では、それまでのテーマに関するプログラム課題を実施する。 | |
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 課題提出後、後の回の授業で全体的な講評を行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない。 |
小論文・レポート | 0% | 実施しない。 |
授業参加 | 50% | 演習成果の達成度により評価する。 |
その他 | 50% | 課題(作成したプログラム)の達成度により評価する。 |
テキスト | 小谷和弘著「たった1日で基本が身に付く! C言語 超入門」技術評論社(2018)2060円+税 ISBN 9784297100155 |
参考文献 | 授業内で、適宜、紹介する。 |
その他、履修生への注意事項 | 基本的な Windows の知識と操作を習得していることが望ましい。プログラミングに関しては「何も知らない」ことを前提にして授業を進めるので、意欲があれば大丈夫である。また、この授業で学べ ることは基礎中の基礎である。できれば授業で学んだことを利用して、より広くいろいろなことを学んでいただきたい。 遠隔授業については、Teams または Zoom を用いて、リアルタイムで行う。必要な情報は、ポータルの掲示によって連絡する。出席は授業内で確認する。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【全学共通科目】 |