科目名 | デジタル編集 | |
担当者 | 大久保 博樹 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | デジタル編集の基本について、DTPの概念と利活用を踏まえながらコンテンツの構成を軸に実践的に学ぶ | |
授業の達成目標 | ・デジタル編集の制作環境とワークフローについて理解し、説明できる。 ・紙媒体の誌面レイアウトの基本用語を理解し、説明できる。 ・パソコンによる編集作業に求められるスキルと専用ソフトウェアの利活用に関する技能を習得する。 ・制作した成果物の完成度を、表現と伝達という視点から具体的な指摘を伴って評価できる。 ・デジタルコンテンツである電子書籍の可能性と課題について論じることができる。 |
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今年度の授業内容 | テキストやイメージなどの散在する素材の融合と表現を、DTPソフトを利活用した実践的な編集作業によって学ぶ。 Adobe PhotoshopやInDesignを中心とした専門的なソフトウェアによるワークフローを軸に、デジタル編集の技能をステップ・バイ・ステップで学んでいく。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 次回の授業内容の概要もしくはポイントを説明しますので、予習としてその指示に従った学習準備をしてください。授業後はPCの操作に関するスキル的なことのみならず、内容としてのポイントを整理してください。理解が充分でない項目などがあれば、さらに資料等を調べたり質問できるようにまとめたりしてください。 | 合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | ソフトウェアの操作に関する復習を授業時間外にしっかりと行ってください。また、日頃から、新聞、雑誌、書籍、リーフレット、電子書籍に触れる機会を意識的に増やし、気づきや印象等をメモしておくと授業内容の理解がより深まります。 | |
第1回 | イントロダクション:デジタル技術と書籍(DTP環境) | |
第2回 | デジタル編集の基本:DTPのワークフローとAdobe InDesign | |
第3回 | InDesignの基礎 名刺を作成する(1)(ソフトウェアの基本操作・名刺のエレメント) | |
第4回 | InDesignの基礎 名刺を作成する(2)(テキストの処理・レイアウト・出力) | |
第5回 | コンテンツの加工:Adobe Photoshopによる画像処理(コントラスト・色調補正、切り抜き、修復ブラシツール等) | |
第6回 | 確認の演習(中間のまとめと課題作成) | |
第7回 | InDesignによる編集 リーフレットを制作する(1)(制作物の目的・テキストとイメージ・エレメントの管理) | |
第8回 | InDesignによる編集 リーフレットを制作する(2)(情報選択と配置) | |
第9回 | InDesignによる編集 リーフレットを制作する(3)(レイアウト処理・出力) | |
第10回 | InDesignによる総合演習(1)雑誌の見開き誌面を制作する(テーマと構想・企画・構成) | |
第11回 | InDesignによる総合演習(2)雑誌の見開き誌面を制作する(テキストによる原稿作成・エレメントの準備・フォルダと管理) | |
第12回 | InDesignによる総合演習(3)雑誌の見開き誌面を制作する(テキストの流し込み・イメージ処理) | |
第13回 | InDesignによる総合演習(4)雑誌の見開き誌面を共有できる形式にする(書き出しと共有) | |
第14回 | まとめと講評:DTPによる成果物制作の振り返りと今後(スマートフォンとEPUB形式の電子書籍) | |
授業の運営方法 | 各回のテーマについて講義を受けた後、テーマに沿った演習課題についてパソコン等で取り組む。授業内課題の提出も適宜実施する。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 提出課題の内容、リアクション・ペーパーや質疑へのフィードバックを、全体もしくは個別に対して適宜行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない。 |
小論文・レポート | 40% | テーマごとの課題作成と中間課題の提出内容によって評価 |
授業参加 | 20% | 各回の課題(TASK)の理解を、その進行状況と達成度から評価 |
その他 | 40% | 最終課題の完成と提出(必須TASKの処理と全体の完成度などから総合的に評価) |
テキスト | 開講時に指示する。 |
参考文献 | 授業中に指示する。また適宜資料を配布する。 |
関連ページ | Adobe https://www.adobe.com/jp/ |
その他、履修生への注意事項 | ・パーソナルコンピュータに関する基本操作、ファイルとフォルダの概念を確認しておくこと。 ・演習での成果物や資料データ等は各自のUSBメモリに保存の上、次の演習時に持参すること。 ・課題の内容や回数は、シラバス掲出の授業回数とは異なります。 ・成績評価は、前述の課題提出(提出要件・成果物の内容と完成度・提出期日の観点から採点)と最終課題によって行います。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【全学共通科目】 |