[戻る]
科目名コンピュータ・グラフィックス
担当者田辺 公一朗
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目コンピュータを利用した3次元画像(3DCG:立体画像)の作成
授業の達成目標・ 3DCGに関する基本的な知識や技法について説明することができる。
・ ソフトウェアを用いて3DCGを作成することができる。
・ ソフトウェアを用いた3DCG作成の過程について説明することができる。
今年度の授業内容授業では、講義および3DCG作成ソフトウェアを用いた演習を通じて、コンピュータで3次元画像を描くとはどのようなことなのか、そして、そのためにはどのような知識が必要で、どのような技法が用いられているのか、ということについて学ぶ。3DCG作成ソフトウェアとしては、Shade3D (場合によっては Blender)を使用する予定である。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について事前にそれまでの授業内容を復習しておく。
授業後は、資料を熟読して理解を深めること。また、ソフトウェアを使って演習内容を復習し、操作に慣れること。
合計15時間
自習に関する一般的な指示事項反復して練習することが理解につながるので、復習をしっかり行うこと。また、なるべく授業での演習内容を自分で試してみる時間を作ること。
第1回【ガイダンス】
授業と3DCG作成の概要に関して説明する。また、3DCGソフトウェアのインターフェイスを確認し、その操作を体験する。
第2回【3DCGソフトウェアの基本操作】
3DCGソフトウェアの基本的なツールとその使い方について講義し、実際に3DCGを作成する。
第3回【基本図形の作成】
基本的な3次元図形(直方体,球,円柱,曲線など)の作成方法について、講義・演習を行う。
第4回【自由曲面】
立体を構成する面である自由曲面の作成と加工の方法、および、自由曲面を用いた3次元画像の作成について、講義・演習を行う。
第5回【光と背景】
光源(太陽光)や背景の設定方法について、講義・演習を行う。
第6回【3DCGの作成1】
第1回から第5回の授業内容の理解を確認するために、基本図形の組み合わせと加工により3DCGを作成し、光源と背景の設定を行う。
第7回【質感】
色や材質感の設定方法について、講義・演習を行う。
第8回【3DCGの作成2】
第1回から第7回までの授業内容の理解を確認するために、立体画像(形)の作成と材質感の設定による3DCGの作成を行う。
第9回【3DCGの作成3】
これまでの授業内容の理解を確認するために、基本図形の組み合わせによる3DCGの作成と、それを用いた簡単なアニメーションの作成を行う。
第10回【演習課題1】
身近に存在する物(ティーソーサーとティーカップ本体を予定)の3DCGを作成する。
第11回【演習課題1】
第10回に続いて、身近に存在する物(ティーカップの取っ手とティーを予定)の3DCGを作成し、材質感の設定を行う。
第12回【演習課題2】
身近に存在する物(プリンとお皿を予定)の3DCGを作成する。
第13回【3次元アニメーション】
アニメーション技法の一つであるキーフレームアニメーションの基礎について説明し、実際にアニメーションを作成する。
第14回【まとめ】
これまでの授業内容を振り返る。
授業の運営方法まず、各回のテーマに関する講義を行い、3DCGの基本的な知識や技法について学ぶ。そして、テーマに関するソフトウェアを用いた演習を行い、3DCG作成技法について理解を深める。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法演習や課題提出後、後の回の授業で全体的な講評を行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない。
小論文・レポート 0% 実施しない。
授業参加 50% 演習成果の提出率と達成度により評価する。
その他 50% 演習課題の達成度により評価する。
テキスト 授業開始時に、各回のテーマに関する資料を配付する。
参考文献 授業において、適宜、紹介する。
その他、履修生への注意事項 Windowsの基本的な知識があり、スムーズに操作できることが前提である。また、各回の授業はそれ以前の授業内容を理解していることを前提とするので、継続して参加することが必須である。そして、できれば授業で学んだことを利用して、より広く様々なことを学んでいただきたい。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】