科目名 | テーマで学ぶ英語(メディア)I | |
担当者 | 吉田 信夫 | |
開講期 | 2023年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | ドラマ・映画・音楽、TV番組の英語音声表現のリスニングと理解、および、それらに関連する大学生の卒業論文の参考文献レベルのアカデミックな研究書のリーディングも含めてのオンライン辞書と無料翻訳ツールの活用方法 | |
授業の達成目標 | この授業には、大きく分けて、下記の3つの達成目標があります。 第1の目標は、ドラマ・映画・音楽等の英語音声表現のリスニング活動を積み重ねることによって、それらをより良く、より多く聴き取れるようになること。 第2の目標は、上記のドラマ・映画・音楽等の英語表現をオンライン辞書等で調べる活動を通して、紙媒体の辞書では調べることの出来ない英語の口語表現やスラング等の意味を、インターネットで調べることが出来るようになること。 第3の目標は、上記のドラマ・映画・音楽等の英語音声表現、および、それらに関連する大学生の卒業論文の参考文献レベルのアカデミックな研究書の英語の文章を理解した上で、それらの文体の異なる英語を無料翻訳ツールで日本語に自動翻訳し、その正確さを検討するという活動を通して、無料翻訳ツールを効果的に活用出来るようになること。 |
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今年度の授業内容 | 目安として、毎回の授業時間の約3分の2は、連続したTVドラマ映像を題材にしてのリスニング活動、および、その英語音声表現の意味の理解のための活動を行います。 毎回の授業時間の残りの約3分の1は、映画・ドラマ・音楽の音声による英語、および、それらに関連する大学生の卒業論文の参考文献レベルのアカデミックな研究書の英語の文章をオンライン辞書を活用しながら理解した上で、それらの文体の異なる英語をインターネット上の無料翻訳ツールで日本語に自動翻訳し、その正確さを検討するという活動を行います。 総分量的には、ドラマの英語50%、映画の英語10%、グラミー賞・アカデミー賞のスピーチ等の英語10%、歌の英語15%、それらに関連する大学生の卒業論文の参考文献レベルのアカデミックな研究書の英語15%を目安として予定しています。 歌の英語に関しては、ジャズ、ポップ、R&B、ロック、カントリー、ヒップホップ等から、幅広く題材を選ぶ予定です。 |
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準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 映像・音声の英語にしても、活字の英語・英文にしても、各自、まずは、一度、終わりまで一通り、観たり、聴いたり、読んだりして、全体のイメージを把握しようとつとめた上で、わからない語句等の意味を調べたりして、予習して下さい。 | 合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 英語力向上のためには、予習以上に、復習の重要度がとても高いので、授業で説明された事項等をよく理解するように復習につとめて下さい。 文章の構造や文法が理解出来たことと、その文章を身につけるということは、別次元の問題です。構造や文法が理解出来た文章等も、時間を置いて、各自、何度も読んだり、聴いたりを重ねて、その文章をより深く自分のものにするようにつとめて下さい。 |
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第1回 | 授業の説明 グラミー賞の受賞スピーチ |
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第2回 | ドラマA(1)+ ポップの歌詞の英語(1) | |
第3回 | ドラマA(2)+ R&Bの歌詞の英語(1) | |
第4回 | ドラマA(3)+ 映画の英語(1) | |
第5回 | ドラマA(4)+ ポピュラーカルチャーに関連する大学生の卒業論文の参考文献レベルのアカデミックな研究書からの抜粋(1) | |
第6回 | ドラマA(5)+ ジャズの歌詞の英語(1) | |
第7回 | ドラマB(1)+ ロックの歌詞の英語(1) | |
第8回 | ドラマB(2)+ 映画の英語(2) | |
第9回 | ドラマB(3)+ ポピュラーカルチャーに関連する大学生の卒業論文の参考文献レベルのアカデミックな研究書からの抜粋(2) | |
第10回 | ドラマB(4)+ カントリーミュージックの歌詞の英語(1) | |
第11回 | ドラマB(5)+ ヒップホップの歌詞の英語(1) | |
第12回 | ドラマC(1)+ ポピュラーカルチャーに関連する大学生の卒業論文の参考文献レベルのアカデミックな研究書からの抜粋(3) | |
第13回 | ドラマC(2)+ 映画の英語(3) | |
第14回 | ドラマC(3)+ ヒップホップの歌詞の英語(2) | |
第15回 | ドラマC(4)+ ポピュラーカルチャーに関連する大学生の卒業論文の参考文献レベルのアカデミックな研究書からの抜粋(4) | |
授業の運営方法 | 映像・音声・活字資料等を題材に進めます。 目安として、毎回の授業時間の約3分の2は、連続したTVドラマ映像を題材にしてのリスニング活動、および、その英語音声表現の意味の理解のための活動を行います。 毎回の授業時間の残りの約3分の1は、映画・ドラマ・音楽の音声による英語、および、それらに関連する大学生の卒業論文の参考文献レベルのアカデミックな研究書の英語の文章をオンライン辞書を活用しながら理解した上で、それらの文体の異なる英語をインターネット上の無料翻訳ツールで日本語に自動翻訳し、その正確さを検討するという活動を行います。 遠隔授業を実施する状況になった場合は、オンデマンドの映像配信による遠隔授業の形態で、映像・音声・活字資料等を題材に進めます。 具体的な内容は、「その他、履修生への注意事項」を参照のこと。 |
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課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | ポータルを通して提出された課題から数名分を選び、匿名で紹介した上で、コメント・語句説明等を加えて、ポータルにて配信します。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | |
小論文・レポート | 0% | |
授業参加 | 20% | 授業の参加度は、提出された課題の内容から判断します。 |
その他 | 80% | ポータルを通しての数回の提出課題の内容 |
テキスト | 授業の際に教室にてプリント配布、および、ポータルを通してファイルを配信します。 |
参考文献 | その都度、授業、および、ポータルを通して、紹介します。 |
関連ページ | {RECORDING ACADEMY GRAMMY AWARDS, https://www.grammy.com} {OSCARS, https://oscar.go.com} その他、その都度、ポータルを通して、URLを紹介します。 |
その他、履修生への注意事項 | 自動翻訳ツールに関しては、有料版を購入する必要はなく、無料版で十分ですが、無料版の場合、1ヶ月に翻訳することが出来るファイル数に上限があったりするので、むやみやたらに使用せず、使用可能な回数等に注意しながら進めて下さい。 題材は、英語学習用のテキストではなく、一般向けの映像・音声・書物です。 語彙・文体等のレベル的には必ずしも平易ではありませんが、重要なのは慣れなので、いくつかこなすうちに文体等に慣れるようにつとめて下さい。 映像・音声の英語にしろ、活字の英語の文章にしろ、わからない語句が出て来た際に、いきなり、その都度、辞書を調べたりすることは避けましょう。まずは、最後まで、観たり、聴いたり、読んだりして、全体像を把握しようとした上で、そのあと、語句の意味を調べるように心がけましょう。 どのような題材も、テーマに関する知識という観点から見て、無色透明ではあり得ません。 授業の題材のテーマである映画・ドラマ・音楽・ポピュラーカルチャー・文化史等の知識に関しては、英語の内容理解のために必要であれば、映像、画像、活字、英語、日本語等の別を問わず、表現は悪いですが、「手段を選ばない」くらいの情熱を持って、調べましょう。そういう知識・情報を検索したり、調べたりすることも、この授業の活動の重要な一部分です。その意味では、英語の学習ととらえて取り組むよりも、テーマに興味を持ち、テーマについての情報を得るという姿勢で取り組む方が、結果的には英語力の向上につながるかもしれません。 「テーマの内容・英語に対する関心・情熱・執着心」 > 「語学的な難易度に伴う努力の必要度」 なら、継続的に取り組むことは成功する可能性が高くなると言えるかもしれない一方、 「テーマの内容・英語に対する関心・情熱・執着心」 < 「語学的な難易度に伴う努力の必要度」 なら、継続的に取り組むことは辛い活動になる可能性が高くなると言えるかもしれません。 英語が好きで得意な人にとっての英語力をさらに向上させる機会になれば良いと考えていますが、同時に、現在の自分の英語力に自信はないが、上記のテーマに関する英語情報を理解出来るようになりたいと願う人にとって、英語情報とつき合うきっかけになれば良いとも考えています。 遠隔授業を実施する状況になった場合は、オンデマンドの映像配信による遠隔授業の形態で、映像・音声・活字資料等を題材に進めます。対面の場合と同じ内容の映像資料・音声資料・活字資料をポータルを通してオンデマンド配信することで進めながら、提出課題を通しての意見や表現の紹介・交換を行ない、出席は、ポータルを通した各回の課題の提出を持って、カウント・換算します。成績評価は、ポータルを通して提出された課題の内容(100%)で行います。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【全学共通科目】 |