科目名 | 体育実技H | |
担当者 | 南 明恵美 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 実技 | |
授業題目 | 基礎運動 | |
授業の達成目標 | いつの頃からか運動が苦手になったり、嫌いになったりしてしまうことがある。その理由の一つに「出来ないから」がある。運動の楽しさを感じたことが無かったり、運動不足で運動の楽しさを忘れてしまうこともある。基礎運動は基礎運動能力(走・跳・投)を高め、からだの使い方の基礎を再確認し、生活の中で、また、将来的に身体活動を拡大し、運動を実践できる能力(運動習慣)を身に付ける。この授業での運動種目はコーデネーションを高める手段であって、技術向上が目的ではない。運動が苦手、嫌いな人も歓迎する。 | |
今年度の授業内容 | 体力を向上させる方法を実践することで、様々なスポーツがより楽しめるようなる。そこでコーデネーション(運動の神経支配、調整力)を高める運動を中心に行う。具体的には、各種身近な手具や用具で体操的に運動し、ストレッチやコーディネーショントレーニングや筋力トレーニングを毎回少しずつ実施し、実践力を高める。仲間との実践を通じて、運動が身近なものとなることに役立つ。 運動強度は低めである。 |
|
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 各自、日常の生活活動量を維持・増やす。習慣になってきたストレットや筋力トレーニング、または、授業で学んだそれらを20分以上実践する。 |
合計7.5時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 授業の内容に関する情報を収集し、身近な運動課題に取り組み、運動の実践に役立てる。 | |
第1回 | 〜着替えなくても良い〜 【授業ガイダンス】 1、大学時代に運動の意味、運動の効果、体の衰え 1、運動が作る年齢に応じた均整の取れた良い美しいからだ 1、授業の進め方、準備物の確認 |
|
第2回 | 【自己の運動強度の決定】 1、目標心拍数の求め方 2、教師より提案された有酸素運動プログラム前後の心拍数の計測、運動記録記入 【コーディネーション・トレーニング】 ボール等を用いたコーディネーション・トレーニング 【ソフトバレーボール】 技術の見直し |
|
第3回 | 【自己の運動強度の決定】 教師より提案された有酸素運動プログラム前後の心拍数の計測、自己に必要な運動量を検証する 【コーディネーション・トレーニング】 ボール等を用いたコーディネーション・トレーニング 【ソフトバレーボール】 技術の見直し・実践力の向上 |
|
第4回 | 【筋力トレーニング】 筋トレの必要性と体幹トレーニング・エクササイズについて 【コーディネーション・トレーニングでからだ作り】 ロープやフープを使った運動でタイミングよく動く 【ソフトバレーボールの試合】 バレーボールのゲームに必要な技術の見直し |
|
第5回 | 【ストレッチ】 ストレッチの効用について 【コーディネーション・トレーニングでからだ作り】 ジムソフトボールを使って動く 【筋力トレーニング】 ジムソフトボールを使って 【ソフトバレーボールの試合】 実践力を高め試合を楽しむ |
|
第6回 | 【からだつくり運動とコーディネーション・トレーニング、筋力トレーニング】 はずむ・リズミカルに動き、試合に参加し続ける体力の向上の為の筋力トレーニング ダブルダッチ運動、ミニ・テニス等 運動遊び 【ラケット種目バドミントン】 技術の見直し |
|
第7回 | 【からだつくり運動とコーディネーション・トレーニング、筋力トレーニング】 はずむ・リズミカルに動き、試合に参加し続ける体力の向上の為の筋力トレーニング ダブルダッチ運動、ミニ・テニス等 運動遊び 【ラケット種目バドミントン】 技術の見直しと実践力の向上 |
|
第8回 | 【からだつくり運動とコーディネーション・トレーニング、筋力トレーニング】 ボールのパス練習・シュート練習等で試合に参加し続ける体力の向上の為の筋力トレーニング 【ラケット種目バドミントン】 試合が楽しめる技術の確認と見直し・実践力の向上 |
|
第9回 | 【からだつくり運動とコーディネーション・トレーニング、筋力トレーニング】 ボールのパス練習・シュート練習等で試合に参加し続ける体力の向上の為の筋力トレーニング 【ラケット種目バドミントン】 試合が楽しめる技術の確認と見直し・実践力の向上 |
|
第10回 | 【からだつくり運動とコーディネーション・トレーニング、筋力トレーニング】 ボールのパス練習・シュート練習で、体力的に技術的にコートゲームに備える 【ポートボールや3on3】 試合が楽しめる技術の見直しと実践 |
|
第11回 | 【からだつくり運動とコーディネーション・トレーニング、筋力トレーニング】 卓球やテニスのボールで遊び、運動の前に基本的な動きを実践する 【卓球や3on3】 試合が楽しめる技術の見直しと実践力の向上 |
|
第12回 | 【からだつくり運動とコーディネーション・トレーニング、筋力トレーニング】 卓球やテニスのボールで遊び、運動の前に基本的な動きを実践する 【卓球や3on3】 試合が楽しめる技術の見直しと実践力の向上 |
|
第13回 | 【からだつくり運動とコーディネーション・トレーニング、筋力トレーニング】 卓球やテニスのボールで遊び、運動の前にキックベースボールの基本的な動作に慣れる 【キックベースボールの実践】 身体の基本となる動きが要求されるキックベースボールのルールを理解して楽しむ |
|
第14回 | 【からだつくり運動とコーディネーション・トレーニング、筋力トレーニング】 バレーボールのボールで遊ぶように運動し、キックベースボールの基本的な動作に慣れる 【キックベースボールの実践】 身体の基本となる動きが要求されるキックベースボールのルールを理解して楽しむ 【自粛期間中の心身の状態と必要な運動量】 自己の運動習慣を見直す |
|
授業の運営方法 | 対面授業は全て体育館のアリーナで行う。運動可能な服装を準備し、体調を整え授業に出席する。遠隔授業となった場合は、授業動画を視聴しながら運動し、その運動報告と運動の理解が出来ているか幾つか質問されるので、それに回答する。毎回その報告と回答が確認されると出席となる。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 授業内容の確認として、レポート「将来的に実践可能な運動の計画表を作成」等課題が出される。遠隔授業となった場合は、授業動画を視聴しながら運動し、その運動報告と運動の理解が出来ているか幾つか質問に回答することとなり、毎回その報告と回答が確認されると出席となる。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 無い |
小論文・レポート | 30% | 授業内容が確認される内容をレポートにまとめ提出 |
授業参加 | 60% | 内容の理解、安全かつ必要な運動の準備行動、前向きな運動の実践 |
その他 | 10% | 他者への助言、励まし、協調性 |
テキスト | 授業内で提供の映像・資料等参考とする |
参考文献 | 参考文献 1、「きれい」への医学 海原純子 著 発行所 講談社 2、ストレッチングと筋の解剖 ブラッド・ウォーカー 著 川島敏生 訳 発行所 南江堂 3、女子の自重筋トレ 比嘉一雄 著 発行所 主婦の友社 4、医者いらずの体の整え方 中村格子 著 発行所 講談社 |
関連ページ | ・健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)厚生労働省 ・各種スポーツ種目の動画やルール解説のチャンネル |
その他、履修生への注意事項 | <対面授業について> ・伸縮性のある運動のできるウエアーに着替える。高校まで使用のジャージ等を使用すると良い。 ・更衣の場所、グループ活動における用具の出し入れについては授業内で説明する。 <遠隔授業になった場合について> ・配信される動画を視聴しながら運動する必要がある。障害物の無い室内に最大限動けるスペースを確保し、緊張感を忘れずに受講する。 ・音楽の音量、飛び跳ねる動きは、振動が階下に伝わったりするので注意する。 ・ストレッチは良いが、深夜の激しい運動は周囲に迷惑がかかる上に、健康的にも避ける。 ・配信動画は受講する時間は個人で選ぶことが可能であるが、期限に余裕をもって視聴し、期限までに課題の回答を返信する。期限までに提出されない場合は「欠席」となる。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【全学共通科目】 |
実務経験の概要 | 公務員、公認一般体操指導員、公認高齢者指導員 |
実務経験と授業科目との関連性 | 子供から高齢者までの運動指導の経験を通じ、「ダンス・体操」「ゲーム・レクリエーション」「基礎運動」の実技授業を行う。認知症リハビリテーション専門士資格取得を目指す。 |