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科目名体育実技G
担当者水谷 幸恵
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数1単位
授業の方法実技
授業題目フィットネス(個人の目的に合った運動処方)
授業の達成目標   健康維持増進のためのスポーツの観点から、個人の目的に合った運動を適切に行えるように、その知識と運動方法を学ぶことを目的とします。その日の体調に合った運動(運動の種類・種目・方法)を、どのくらい(運動量・運動頻度)行えばよいかという「運動処方」を、安全かつ適切に立てられるようになることを到達目標とします。また基本の救急処置を身につけ、緊急事態発生時に対応できるようになることを到達目標とします。
今年度の授業内容   生涯にわたり運動を実践してゆくことは、私たちの心身の健康を維持増進させるための重要な要素です。ただし、運動実践の目的や体力、心身のコンディションは個人差やその日の状況での変化がありますので、毎時間、各自の個人データ(体重・体脂肪・血圧・心拍数等)を測定し、コンディションを把握します。その上で、個人またはグループで運動に関する知識と方法の理論に基づくコンディションに合った運動プログラムを立て、それに沿って運動を行います。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について   配布資料を確認し、専門用語等を理解した上でプログラムを立てるようにしてください。また、各運動理論に基づいたプログラム実践後はその内容を振り返り、評価測定の結果を次回のプログラム作成に応用させてゆくようにしてください。 合計7.5時間
自習に関する一般的な指示事項専門用語については、書籍を参考にまとめておくようにしてください。
第1回ガイダンス、個人カルテの作成 / 救急処置の必要性と種類
第2回個人の運動目的 / 健康づくりのための身体活動量・運動量の測定と評価
第3回運動実践に伴う心理社会的効果
第4回体力の測定と評価
第5回ウォーミングアップ、クーリングダウンについての基礎理論
第6回運動プログラムの作成と実際(ウォーミングアップ、クーリングダウン)
第7回ストレッチング、リラクゼーションについての基礎理論
第8回運動プログラムの作成と実際(ストレッチング、リラクゼーション)
第9回有酸素性運動、無酸素性運動についての基礎理論
第10回運動プログラムの作成と実際(有酸素性運動、無酸素性運動)
第11回ウォーキング、ジョギングについての基礎理論
第12回運動プログラムの作成と実際(ウォーキング、ジョギング)
第13回グループ単位による運動プログラミング発表と実践
第14回総括 / 個人の運動プログラム作成
授業の運営方法    体育館にて対面実技を行います。その日のコンディションを把握後、運動理論のレクチャーに基づく運動プログラムを作成し、そのプログラム実践をします。授業終了後には運動実践前のコンディションおよび運動プログラムの内容と評価を記録した個人カルテを提出していただきます。また、全ての運動理論のレクチャー終了後には、運動の目的に沿ったグループ単位による総合的な運動プログラミングの作成および発表と実践をしていただきます。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法    個人カルテ、学修評価課題は回収後に各自への総括コメント送付を、ポータルを通して行います。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 15% 目的に応じた運動プログラムの発表
小論文・レポート 30% 個人カルテ(真摯かつ的確な測定および記録)、学修評価課題
授業参加 50% 協力的・思いやりを持った授業態度での積極的・前向きな授業参加、学修事項の理解力
その他 5% 目的に応じた運動プログラムの作成
参考文献 健康・体力づくり事業財団:健康運動実践指導者養成用テキスト、南江堂
その他、履修生への注意事項 1)受講希望者はガイダンスを必ず受講してください。体育館履き他、準備する物および、個人カルテ作成の説明とバイタルサインの測定を行います。
 なお、ガイダンスでは実技は行いませんが、救急処置の実践をしますので動きやすい服装で参加してください。
2)怪我防止の観点から、長い爪・付け爪の学生の受講は認めません。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】
実務経験の概要 健康運動指導士
実務経験と授業科目との関連性 健康運動指導士としての健康運動指導経験を活かした実技指導を行います。