科目名 | 体育実技B | |
担当者 | 南 明恵美 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 実技 | |
授業題目 | ダンス・体操 | |
授業の達成目標 | 「話す」「書く」と同様に、自己の体を使って自己表現を行う手段として「ダンス」がある。また、自分の身体を見つめ直し、身体を充分に使って自己表現を行う。体を「作る」「操(あやつ)る」方法・手段として「体操」がある。身近な音楽や手具を使った動きにチャレンジする。日常生活のストレスの解消に役立てて欲しい。グループでの創作活動では身近なダンスの動きの情報を収集し、実現可能なダンスの技法をもちいて、自分たちの作品を完成させ発表する。動くことに慣れ親しむことが出来るようにする。技術向上を目指すものではない。中程度を目指してすすめるクラスである。 | |
今年度の授業内容 | グループで作品を完成させるために、先ずは、健康的で良く動ける身体づくりの方法を理論と実践を通じて学ぶ。具体的には、毎回ストレッチング、体幹トレーニングプログラムとしてのダンスを実践する。簡単なダンステクニックでできるダンスを実践し、動くことに慣れ、楽しみながら体力やダンスの技術向上に発展させる。グループの作品作りでは、身近な音楽を選択し、好みの動き・興味のある振り付け・既成のダンスの振り付けを模倣して構成し踊れるようにする。他のスポーツ同様、自己の努力と他者や指導者の励まし等でグループの作品を完成させ発表し合う。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 自身が習慣としているストレッチングや筋力トレーニングを実践する。または、授業で学んだそれらを復習したり、今後踊ってみたいダンスを動画を見て実践に心がける。 | 合計7.5時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 自己の作品を完成させる為の、各種ダンスの情報を収集する。 | |
第1回 | 〜着替えなくてよい〜 【授業ガイダンス】 1、運動の必要性、体の衰え、運動の効果 2、授業の進め方、準備物の確認 3、体幹トレーニングプログラムの必要性 「理想的なボディコンディション作りを目指して鍛える」 |
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第2回 | 【自己の運動強度の決定】 1、目標心拍数の算出方法 2、運動記録の見方と検証 3、筋トレを日課とするための工夫 筋力トレーニングを意識したエクササイズ・ダンス 4、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「ステップや部位の動き強化」1日目 |
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第3回 | 1、筋トレを日課とするための工夫 筋力トレーニングを意識したエクササイズ・ダンス 2、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「ステップや部位の動き強化」2日目 |
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第4回 | 1、ストレッチの効用とストレッチの種類と方法 2、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「ステップと全身の動き」1回目 3、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「リズムと部位の動き強化」1日目 |
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第5回 | 1、ストレッチの効用とストレッチの種類と方法 2、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「ステップと全身の動き」2回目 3、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「リズムと部位の動き強化」2日目 |
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第6回 | 1、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「脚力向上」1回目 2、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「バレエ的な動き」1日目 3、自由課題のダンスⅠの作品の構成1日目 興味のあるジャンルのダンスから動きをグループで模倣する |
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第7回 | 1、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「脚力向上」2回目 2、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「バレエ的な動き」2日目 3、自由課題のダンス作品Ⅰの構成2日目 興味のあるジャンルのダンスから動きをグループで模倣する |
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第8回 | 1、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「ラテン的なリズムで動く」1回目 2、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「身近なダンス曲で動く」1日目 3、自由課題のダンス作品Ⅰの構成3日目 発表し合い、互いのダンスから構成や技術的な工夫を考察する |
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第9回 | 1、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「ラテン的なリズムで動く」2回目 2、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「身近なダンス曲で動く」2日目 3、自由課題のダンス作品Ⅱの構成1日目 興味のあるジャンルのダンスから動きをグループで模倣する |
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第10回 | 1、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「全身体力向上」1回目 2、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「速いスピードの動き」1日目 3、自由課題のダンス作品Ⅱの構成2日目 興味のあるジャンルのダンスから動きをグループで模倣する |
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第11回 | 1、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「全身体力向上」2回目 2、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「速いスピードの動き」2日目 3、自由課題のダンス作品Ⅱの構成3日目 発表し合い、互いのダンスから構成や技術的な工夫を考察する |
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第12回 | 1、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「脚力・バランス向上」1回目 2、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「アイソレーション技術を高める」1日目 3、自由課題のダンス作品Ⅲの構成1日目 興味のあるジャンルのダンスから動きをグループで模倣する |
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第13回 | 1、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「脚力・バランス向上」2回目 2、体幹トレーニングプログラムとしてのダンス「アイソレーション技術を高める」2日目 3、自由課題のダンス作品Ⅲの構成2日目 興味のあるジャンルのダンスから動きをグループで模倣する |
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第14回 | 1、自由課題のダンス作品Ⅲの構成3日目 発表し合い、互いのダンスから構成や技術的な工夫を考察する 2,自己のダンスに対するイメージが変化した部分を考え、ダンスを日常的に実践し、運動習慣の一助となるか考察する。 |
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授業の運営方法 | 対面授業では、毎回体育館で実技実施。ただし、1時間目は着替えなくともよい。2時間目から運動できる服と靴で受講する。 今後の状況で大学から指示があり遠隔授業となった場合は、各回の授業内容に関した授業動画が配信される。動画を視聴し運動する。運動の報告と課題の回答により出席となる。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | この授業は実技と授業内の提出物を評価する。(評価内容) 今後の状況で大学から指示があり遠隔授業となった場合は、配信の授業動画を視聴し、運動の報告と課題の提出により出席となる為、提出者には「確認済」の返答をする。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 定期試験は行わない |
小論文・レポート | 30% | 運動記録 と自他に対するダンスへのコメント |
授業参加 | 60% | 内容の理解、安全かつ必要な運動の準備行動、前向きな運動の実践 |
その他 | 10% | 他者への助言、励まし、協調性 |
テキスト | 授業内で映像・資料等参考とする |
参考文献 | 1、「きれい」への医学 海原純子 著 発行所 講談社 2、ストレッチングと筋の解剖 ブラッド・ウォーカー 著 川島敏生 訳 発行所 南江堂 3、女子の自重筋トレ 比嘉一雄 著 発行所 主婦の友社 4、医者いらずの体の整え方 中村格子 著 発行所 講談社 |
関連ページ | 1、健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)厚生労働省 その他 各種 ダンス動画 |
その他、履修生への注意事項 | <対面授業について> ・伸縮性のある運動のできるウエアーに着替える。高校まで使用のジャージ等を使用すると良い。 ・更衣の場所、グループ活動における用具の出し入れについては授業内で説明する。 <遠隔授業になった場合について> ・配信される動画を視聴しながら運動する必要がある。障害物の無い室内に最大限動けるスペースを確保し、緊張感を忘れずに受講する。 ・音楽の音量、飛び跳ねる動きは、振動が階下に伝わったりするので注意する。 ・ストレッチは良いが、深夜の激しい運動は周囲に迷惑がかかる上に、健康的にも避ける。 ・配信動画は受講する時間は個人で選ぶことが可能であるが、期限に余裕をもって視聴し、期限までに課題の回答を返信する。期限までに提出されない場合は「欠席」となる。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【全学共通科目】 |
実務経験の概要 | 公務員、公認一般体操指導員、公認高齢者指導員 |
実務経験と授業科目との関連性 | 子供から高齢者までの運動の指導分野の経験を通じて、「ダンス・体操」「ゲーム・レクリエーション」「基礎運動」の授業を行う。(認知症リハビリ専門士資格取得を目指す) |