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科目名簿記会計基礎演習II
担当者中村 仁、織田 香里
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数2単位
授業の方法演習
授業題目会計の処理の原則および決算手続きの基礎
授業の達成目標簿記会計基礎演習Ⅰの内容を踏まえ、日商簿記3級に合格する知識とテクニックを習得する。最終的には日商簿記3級の取得を目指す。
今年度の授業内容簿記会計基礎演習Ⅰの受講者を中心(日商簿記3級レベルの学習経験者)に向け、 総合問題の解き方を身につけ、問題を解くスピードを上げる練習を行います。また、必要に応じて応用論点も学習します。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について主に復習として、授業内で解いた問題、間違えた問題の解き直しを行い、知識の定着に努めること。また、学習内容と自身を取ります社会とのかかわりがイメージできるよう、広くニュース等に興味を持つこと。自習時間80時間です。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項簿記は「習うより慣れろ」と言われています。毎日少しずつ続けることが定着に繋がります。また、疑問に感じたことは積極的に質問をして解決してください。
第1回オリエンテーション、簿記一巡の復習
第2回主に商品売買取引
第3回主に営業外取引
第4回主に決算整理仕訳
第5回決算整理後残高試算表 精算表
第6回勘定の締め切り 損益計算書・貸借対照表
第7回主に補助簿関連問題
第8回主に勘定記入問題
第9回60分の本試験形式の問題、解説(第1回)
第10回60分の本試験形式の問題、解説(第2回)
第11回60分の本試験形式の問題、解説(第3回)
第12回60分の本試験形式の問題、解説(第4回)
第13回60分の本試験形式の問題、解説(第5回)
第14回60分の本試験形式の問題、解説(第6回)
授業の運営方法アウトプットをメインに進めますが、曖昧な論点は丁寧に確認し総合問題での対応力を身につけていきます。問の形式ごとの対策から始め、最終的に日商簿記3級本試験形式の問題が解けることを目指しますので、無理なく進めることができます。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法定着度を確認するために、リアクションペーパー、ミニテスト、宿題などの提出を求め、曖昧になっている論点を洗い出し、詳細に解説を行います。難しい論点については、定着の確認も行います。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 60% 定期試験1回行います。
授業参加 20% リアクションペーパーや宿題の提出による参加度、問題解決に向けての積極的態度を評価に反映します。
その他 20% 単元ごとにミニテスト(実施前に予告)を実施し、提出された答案を評価します。
テキスト TAC簿記検定講座編/「合格するための本試験問題集 日商簿記3級 2024年SS対策 」/TAC出版/2024年/価格未定/ISBN978-4-300-10848-2
 

その他、履修生への注意事項 電卓(10桁以上)を用意してください。ミニテスト、定期試験共に、テキストのみ持ち込み可とします。テキストへの書き込みは自由です。ポイント確認のため、春学期使用したテキスト、トレーニングもご用意ください。
本講義は、春学期の簿記会計基礎演習Ⅰで学習した知識に基づいて進めますので通年で履修するようにしてください。
なお、簿記会計演基礎演習Ⅰの学習範囲につきましては、ポイント確認にとどまり、再度細かく扱うことはありませんので、ご注意ください。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】
実務経験の概要 日商簿記検定、建設業経理検定、ビジネス会計検定対策の担当講師
実務経験と授業科目との関連性 簿記検定対策講師として15年以上の講師歴(簿記会計基礎演習を通年で受講することにより、日商簿記3級取得を目指す。)